BMW 325iツーリング
ラゲッジスペースにキメ細かな機能をプラスし、新型3シリーズに「ツーリング」が加わった!
レポート=島ア七生人 写真=ZIPNIX(2006年1月5日)
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今年春から日本にも導入され、路上でも見かけるようになった新型3シリーズ。E90の型番をもつこの新型に、最初のバリエーションとしてワゴンの「ツーリング」が加わった。2代目 3シリーズ以降、常にツーリングは設定されてきた(E36時代の日本仕様はアルピナのみ)が、E46ベースのそれから切り替わり(一新は6年ぶり)、セダンと歩調が揃った形だ。
まず設定されたのは325iツーリングの1タイプ。搭載エンジンはN52B25Aと呼ぶ、パワーアップを果たした直列6気筒のDOHC。2496ccの排気量をもち、218ps/25.5kg-mの性能を発揮。これに6速ATが組み合わせられる。車両本体価格は550万円の設定。
4525mmとセダンと共通の全長をもつボディは、従来型同様に“ツーリングの文法”どおりに作られた印象。リヤコンビランプもセダンのイメージを踏襲(まったく同じ形ではない)しており、低く這わせたルーフレールも備える。M-Sportパッケージの場合、控えめなエアロアイテムが追加され、前後異サイズタイヤ(幅が異なる)タイヤを履き、低く身構えたスタンスとなる。
インテリアは例によってクールな作りだ。前席はセダンと共通で、後席のスペースにも不満はなく、ヘッドレストは未使用時には低く格納され、後方視界への影響を少なくしている。
ラゲッジスペースは、容量自体が通常の状態で先代+25リットルの460リットル、後席を畳んだ場合は先代+40リットルの1385リットルに拡大された。トリム部分に12V電源ソケットや荷物固定用のストラップを備えるほか、フックやバッグホルダー、トノカバーケース裏の傘ホルダーなど、さり気なくキメ細かな機能がプラスされているのも魅力。ランフラットタイヤの採用で床下のサブトランクの容量も大きい。またバックドアは従来型どおりに、ガラスハッチ部分が単独で開閉可能。またガラスハッチまたはバックドアを開けると、トノカバーが連動して開く機能も5シリーズ同様に採用する。
走らせてみると、ボディがしっかりした、いかにも典型的なドイツ車のフィーリングを改めて実感させられる。エンジンは速度を上げても室内に聞こえる“音量”がほとんど一定なのが印象的。100km/hは6速で2000rpm程度で、まさにハミングしているかのよう。もちろんウルトラスムースで、気を許すと日本の法定速度とはかけ離れたスピードにいつの間にか達している、といった風だ。自然なステアリングフィール、しなやかな身のこなしもセダンと同等のイメージだ。
車両重量を前後約50対50に配分するなど、走りにも妥協のないツーリング。ラゲッジスペースは、リヤゲートおよびリヤガラスの開閉に連動したトノカバーを採用するなど、ツーリングとしての使い勝手を考えた機能が備わる。
搭載されのは2500cc直列6気筒エンジン。マグネシウム合金とアルミニウム合金の採用によりパワー・ウエイト・レシオが飛躍的に向上。インテーク・バルブのリフト量を無段階可変制御するバルブトロニックにより、燃費も向上した。
ランフラットタイヤを標準装備する325iツーリングは、スタースポーク・スタイリング155 7J×16ホイールに225/50R16サイズのタイヤを履く。また、M-Sportパッケージでは、フロントに225/45R17、リヤに255/40R17を装着する。

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