ラクティスはコンパクトカーとは思えないほどの、豪華絢爛な豪華装備が施されているのも特徴なんですね。
まず、1500ccモデル全車標準装備で、調整幅30mmのチルト&40mmのテレスコピック機構付き本革巻きステアリング、本革巻きノブ、クルーズコントロールが付いてます。このクラスでは、まだまだテレスコピックだけでも驚きを隠せないところなのに、高級車でもないのにクルーズコントロールなんて!ちょっとビックリですよね。そしてもちろん、チルト&テレスコのおかげで、ドライビングポジションはバッチリです。
さらに、Lパッケージを選択すると、スマートエントリー&スタートシステム、オートエアコン、花粉除去モード(顔周りの花粉を飛ばし、15分で車内の花粉をなくしてくれる)、プラズマクラスター、オーディオ(AM/FM/CD+6スピーカー)、イモビライザーまでが付いてくるんです。これまでのコンパクトカーの常識では、ちょっと考えられないですよねぇ。
ちなみにこのおもてなし装備、1300ccのベースモデルにしたって、どうしても欲しいと思われる装備として足りないのは、オーディオくらいのものという徹底振りで、ほとんどのものがついてるのも、嬉しいところです。
さて、おもてなしは装備だけではありません。空間的広さでもおもてなししてくれるんです。数値的にみると、ベースのヴィッツと比べて+10%の容積なんですけど、どうみたってもっと大きく感じるんですよね。運転席から見える視界は、ミニバンぽいといっても過言ではないんです。
これは、ステアリングより上にメーターが見えるというのが理由。フェンダーからAピラーに続くモノフォルムデザインを採用したおかげで、ヴィッツよりも窓下の位置が上かつ前方に出ることによって新しい室内空間が生まれ、センターメーターよりも視認性がよいとされるこの位置に空間ができたというワケ。
さらにもちろん、他部分にも空間はできているので、そこを生かしてポケッテリアも豊富に用意されているんですよ。代表的なのは、フラットなコンソール。普段はポンとバッグが置けるフラットタイプで、クルリと引っくり返すと、カップホルダー&ドリンクホルダーが出てくる仕掛け。なかなか考えられているんですね。
さて、後席も広さ的にはたっぷりです。ファンカーゴよりも背は低いものの、足元部分が掘り下げられているので、室内の有効上下高は増加。容積も1〜2割UPと、広いんですね。
シートも11段22度のリクライニングで、ゆったり寛げます。さらに、センタークッションを引っくり返すと、カップホルダー2個と物置テーブル+アームレストが登場。ちなみにこのカップホルダーは500mlの四角いパックも対応なのが嬉しいところですね。
さらにシートアレンジも簡単で、男性ならばラクラク後ろ側からワンアクションでOK。身長179cmの人が運転席に座ったポジションでも、前席を前にスライドさせずに畳めるという観点で、後席シートの大きさが決められているので、可能になったアレンジというワケ。そのぶん、前席よりはシートは小ぶりだし、クッションの厚みも薄いけれど、ロングドライブでも不満の声が出ない快適性とのギリギリの妥協点で、大きさが決められたんですって。