ルノー グランセニック
人も荷物もバッチリ乗せてロングドライブが楽しくなるピープルムーバー
レポート=島ア七生人 写真=ZIPNIX(2006年3月9日)
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バカンスを楽しむためのクルマとして、ヨーロッパで「モノスペース」の人気は高い。そのなかで、登場以来No.1の販売実績を誇ったのがルノー・セニックだった。
今回、日本市場に導入されたのはその新型で、「グランセニック」と名乗るとおり、標準のセニックに対しロングボディを採用、7人乗りとしている点がポイントだ。全長×全幅×全高は4495×1810×1635mmとなっており、室内寸法を決めるホイールベースは2735mm。この数値はメガーヌ・ツーリングワゴンより50mm長い。なお搭載エンジンは2000cc(4速AT)の設定で、グラスルーフあり/なし(309.015/279.825万円)を用意する。
スタイリングは、さすがにかつてのアヴァンタイムほど突き抜けたものではなく、ミニバンとしてオーソドックスといえる部類。しかしリヤエンドを少し突き出させた形状は、メガーヌHBとの関連性を示している。
インテリアは乗り込んでみると、ベルトラインが低く見晴らしのいい着座位置に先代との共通点が見出せる。1、2列目はゆったりとした着座感が魅力で、とくに2列目は1列目よりも着座位置が高く前方がよく見渡せ(なのでお子様に喜ばれそう)、しかもスライドも可能、3脚分が別体となったシートは、各々しっかりとした座り心地を確保している。
3列目はさすがにスペースも最最小限で、あくまで緊急用と割り切ったほうがよい。けれど、パタン!と床面へ格納する仕掛けは、力を必要とせず簡単に行なえるようになっているのがいい。またシートを格納した状態でもラゲッジスペースの床面の高さが非常に低いのは魅力で、キャンプなど大道具が必要なレジャーのときなど、これはありがたみを実感するはずだ。
走らせた印象は、大人数+荷物を前提に作られたヨーロッパ製ピープルムーバーらしく、非常にしっかりと安心感の高いものだった。とくに高速走行時の蓋っとな乗り心地と心強い直進安定性は「さすが」と思わせられる。エンジン性能も十分といえ、高速道路で追い越しをかけたいような場面でのパワー感にも不満はないし、その一方で街中などでも力強く、出足の加速にも文句はないので運転しやすかった。
サンルーフなしの仕様なら、後席の子供の様子が見ていられるチャイルドミラーも装備。こんな優しい設計もこのクルマらしい。
余裕の夕の室内空間としっかりと安心感の高い操縦性を備えたヨーロッパ製ピープルムーバー。「グランセニック」と名乗るとおり、標準のセニックに対しロングボディを採用した7人乗り。
絶妙なポジションにシフトレバーを配したパネルシフトのおかげで、左右にスルーできるほどの空間が確保され、足元にも小物が置けるほど広々としている。センターパネルもコンパクトにまとめられ実用的なデザインに仕上げられた。
たっぷり目のシートはロングドライブでも快適性を持続してくれそう。2列目は着座位置が1列目よりも高く、前方がよく見渡せる。3脚分が別体となったシートは、各々しっかりとした座り心地を確保している。

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