フォルクスワーゲン ゴルフ R32
高性能エンジン+4WDの「リアルスポーツライン」ついにゴルフの“真打”登場!
レポート=島ア七生人 写真=ZIPNIX(2006年2月27日)
※コンテンツ内の写真画像をそれぞれクリックすると、拡大写真がご覧いただけます
“リアルスポーツライン”とVWが呼ぶゴルフの高性能系モデルのなかで、GTIのさらに上をいくモデルに位置づけられるのが、このR32だ。
R32自体は先代ゴルフがまだ現役だった2002年夏に登場、世界中で1万4000台が販売されたという。日本市場でも限定車として2003年1月に2ドア・左ハンドル6速MT(500台)、同年5月に4ドア右ハンドル6速MT(400台)がリリースされ、あっという間の完売だった。
今回の2代目R32も、初代同様に“高性能エンジン+4WD”の構成をもつ。搭載エンジンは250ps(184kW)/32.6kg-m(320Nm)の性能を発揮する3200ccのV6だ。パワフルなエンジンであるのは間違いないが、2500〜3000rpmで最大トルクを発揮する設定なのも見逃せない。VWのデータでは、0→100km/h加速はわずか6.5秒、最高速度は250km/h(6速MT車)に達するという。またツインクラッチ方式の2ペダル、DSGも今回の日本仕様では設定され、こちらの0→100km/h加速はMT車を上回る6.2秒の実力。さらにハイパフォーマンスを確実に路面に伝達するために、電子制御のハルデックスカップリングを用いた4WDシステム、「4MOTION」も採用する。
外観は鈍い輝きが凄みを効かせるアルミのワッペングリル、専用18インチホイール、2本出しマフラーなどが特徴。インテリアでは専用バケットシート(オプションでレカロも設定)にR32のロゴが入る。リヤのエンブレムは「GOLF」に代わりに「R32」になっている。日本仕様は右ハンドル=4ドアのDSG、左ハンドル=2ドアの6速MT(受注生産)の2タイプが設定された。実際に試乗してみると、とにかく“エンジンも足も速い”ことが実に印象的だった。とくに6速MTは全体にギヤの設定が低いため、アクセルを強く踏み込んで走らせたときの手応えが大きい。一方でDSG仕様の4ドアは、DSG特有のきわめて洗練されたスムースな変速制御により、高速道路に繰り出しても、瞬く間に驚くようなスピードに到達している。回転を上げた際のサウンドも心惹かれるが、とにかく踏めばどこからでも加速してくれるフレキシブルさ、トルクの厚みも魅力的だ。
乗り心地も低速から十分に良好で、ファミリーカーとしても通用するほどだ。
「R32」専用となるアルミのワッペングリルで凄みを効かせたフロントマスク。落ち着いたデザインの18インチホイール、センター寄りに配されたスポーティーな2本出しマフラーを装備する。
インテリアには上質なレザーとクールなアルミ素材を使用。加速を楽しむ余裕を感じさせてくれるクルマだからこそ、シートにもこだわってドライブしたい。ホールド感も抜群なRECAROのセミバケットシートはR32にオプション設定となる。
ゴルフ史上最強のパワーを携えた BUB:排気量3200cc・最高出力184kW/6300rpm(250ps/6300rpm)V型6気筒DOHCエンジン。4WDシステム「4MOTION」との組み合わせでフォルクスワーゲン独創のコンビネーションを構成している。

フォルクスワーゲン ゴルフ R32の カタログ
フォルクスワーゲン ゴルフ R32の クチコミ
|