トヨタ エスティマ
センスの光る快適ミニバンは軽快な身のこなしと自然な運転感覚をも併せ持つ
レポート=島ア七生人 写真=ZIPNIX(2006年3月20日)
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改めて驚かされるのは、エスティマというクルマの、コンセプトのブレのなさだ。ご承知のとおり1990年登場の初代はもともと北米仕様向けに開発され、床下にエンジンを傾けて搭載するなど、メカニズムも凝ったものだった。そして2000年にフルチェンジを受けた2代目は、パワートレーンこそオーソドックスなFFへと転換を図ったが、近未来的なタマゴ型のフォルムなどは踏襲した。
そして3世代目となるのが、今回の新型である。
新型も“先代を決して否定しないこと”を基本に、より進化させたクルマとなっている。とくに外観にその感は強く、全長×全幅×全高=4795×1800×1730mmのボディサイズは、先代に対し、全長で+50mm、全幅で+10mmの拡大、全高は反対に40mm低められた。またホイールベースは50mm伸ばされ2950mmに。これは奇しくも、直後に登場した新型MPVが同じ数値をとってきている。
一方でプラットフォームは再度、新設計された。さらにエンジンには、標準的な2400ccのほかに、V6の3500ccエンジンを設定。後者は280ps/35.1kg-mのパフォーマンスを発揮する。
安全装備では、レーダー式のプリクラッシュセーフティシステムの採用を始め、サードシートまでカバーするSRSカーテンシールドエアバッグ、SRSニーエアバッグを設定。全車SU-LEV(4つ星)の低排出ガスレベルも達成。価格帯は266.7〜355.0万円。
フロントからボディの両サイドへラウンドさせた造形を採用しシンプルでダイナミックなフォルムを実現。エスティマらしい「際立つ存在感」「先進的なスタイル」を追求してデザインされた。
タイヤは四隅に配され、ロングホイールベースとショートオーバーハングのスッキリとしたワンモーション・シルエットとなった。ブラックアウトされたピラーで統一感をアピールするラウンデッシュキャビン。
フロンと同様、サイドから回り込むようにデザインされたウィンドウグラフィック。ふくよかで滑らかなバンパーの形状で一体感を持たせ、安定感のあるリアビューとしている。
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