Saab 9-3 カブリオレ・エアロ
最高出力250馬力を発揮する2.8リットルV6ターボエンジンを搭載するサーブ9-3カブリオレ。そのスポーツモデルであるエアロに試乗した。
FFのオープンスポーツということで、評価のポイントはいかに気持ちよく走れるかということになるだろう。
まずオープン化への手順だが、これは電動のソフトトップ方式なので十分に合格。ソフトトップはリヤシート後方に収納されるが、その際もハードカバー内に収まる方式で、ハードカバーが持ち上がるアクションなども含めて、十分に派手でオープンカーとしてのアピール度もバッチリ。控えめなアクションのオープンカーなんてのは、やっぱりイケてないものだ。
車両重量は1.7トンと重めだが、走りはしっかりとしている。低回転からしっかりとトルクを発生するエンジンは、ターボがキッチリと効いている印象で、力強い走りを実現。ATも6速のものが採用されているので、シフトチェンジもスムーズ。シフトがアップダウンする際のショックがほとんどなく、滑るように走るのが気持ちいい。
オープンドライブでも風の巻き込みは少なく、快適なもの。ボディの剛性感は十分に高く、Aピラーまわりの取り付け剛性も高いので、ギシギシといった感じはまったくなく、すっきりと走っていける。
試乗したエアロは225/45R18と大径ホイールを履くが、乗り心地は悪くない。へん平率45%は、タイヤのハイトが薄いタイプのタイヤなので乗り心地は硬めになるものだが、むやみに幅を広くしてないことが功を奏し、乗り心地を稼げているのだろう。やたらと太いタイヤを履くのは、へん平率を下げるよりも乗り心地を悪くすることが多い。
ではこの225/45R18タイヤのコーナリングはどうかといえば、これもまた気持ちのいいものだ。クルマの性格からいって、ガンガンと攻めていく走りを求めるタイプではない。そうした乗り方をしている限りは、ステアリングに対する応答感やタイヤから伝わってくるフィールもよく、クルマの動きをしっかりとつかんで走れるタイプのセッティングだ。
このオープンボディで爽快に走れるのがSaab9-3カブリオレ・エアロの魅力だ。
搭載エンジンは再校出力250馬力を発揮する2800ccV6ターボで、走りのパフォーマンスに文句はない。
225/45R18というサイズの大径タイヤを装着するが、乗り心地はさほど硬くなく、スポーティーな走りが楽しめる。

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