マツダ マツダスピード・アクセラ
マツダからアテンザ、MPVと相次いで搭載された2.3リッターのターボエンジンが、ついにアクセラにも搭載され、マツダスピードアクセラとしてリリースされた。
アテンザでは4WDとの組み合わせであった2.3リッター・ターボユニットだが、今度のアクセラではFFとの組み合わせ。最高出力はアテンザ用の272馬力から264馬力に落とされているが、車両重量はアテンザの1560kgに対し、170kgも軽い1390kgに仕上げられている。
さほど重さはないもののしっかりとした感覚のクラッチペダルを踏み込み、ギヤを1速に入れる。アクセルペダルを軽くあおり気味にしてクラッチをミート。走り出しはスムーズなもので、ハイパワーさはさほど感じない。
しかし、アクセルを踏み込んでいくと世界は一変する。とくに2500回転を超えてからのパワフル感は特筆もので、ボディをガンガンに引っ張っていく感じをビシビシ感じる。
パワーのあるターボエンジンは、エンジンのレスポンスがイマイチのこともあるが、このマツダの2.3リッターユニットに関してはその心配も無用。アクセルペダルを踏み込めば、あっという間にレッドゾーンまでエンジンは吹けあがる。
アクセルペダルを踏む量に対しての回転上昇&下降の感覚もよく、速度はもちろんクルマの姿勢をアクセルでコントロールしやすい。
コーナリングはビシッと決まるタイプで、コーナーに向かってしっかりと減速し、スムーズなコーナリングを心がけていればクルマの挙動はつねに安定志向にある。
ブレーキを残したままフロント荷重でコーナーへ進入すれば、フロントタイヤがしっかりと路面をつかみ、より鋭いターンインが可能。この際、リヤのスタビリティも極端に落ちることはなく、比較的しっかりとした印象がある。
コーナリング時の挙動もしっかり感にあふれたもので、ロールの仕方もスムーズで全体として動きに引っかかりがないのがいい。
また、コーナー出口ではトルセン式スーパーLSDがしっかりと働き、エンジンパワーを余すところなく路面に伝えてくれるので、パワーロスなしに再加速が可能。
重低音を重視でチューニングされた排気音は、スポーティモデルらしいもので、加速時にはそれなりに楽しめ、巡航時にはノイジーさを感じさせない設定だった。
走りの性能は文句ナシのハイパフォーマンスを見せる。足回りは固められているものの、街中でも不快感はなく、十分にストリートドライブも楽しめるクルマだ。
最高出力264馬力を発揮する2300ccの直噴ターボエンジンを搭載している。高回転域で一層パワフルな走りが味わえるスポーティーなセッティングは、走りを楽しみたい人に最適だ。
6速MTの変速動作は小気味良く決まり、走りの楽しさをさらに演出してくれる。MT+ターボエンジンというスポーツモデルの基本が盛り込まれたクルマならではの楽しみが得られるオススメモデルだ。

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