スズキ SX4 2.0XG
エスクード、スイフトに続くスズキのグローバルモデルであるSX4。エクステリアのデザインは、ジウジアーロひきいるイタルデザイン社とスズキのコラボレーションによって生まれたという。
現在用意されているSX4は1.5E、1.5G、1.5XG、2.0Sの4グレード。試乗車として用意されていたのは1.5XGのFFと2.0Sの4WDの2種。1.5XGはルーフレール付きでSUV色を強く打ち出したモデル、2.0Sは17インチホイールなどを装着するオンロード重視のモデル。こうしてみると試乗車のグレードと駆動方式はそぐわないものだが、用意されたクルマはこの組み合わせのみ、こちらに選択の余地はなかった。
2000ccエンジンは余裕のある走りが可能で、全体的にトルクフルな印象が強い。エンジン回転にリンクしてトルクがあり、ドライビングはリニアリティを感じられる。
1500ccエンジンは、2リットルエンジンのトルク感を全体的に1段階下げたような印象。かといって力不足感があるかといえば、そうしたことはない。1500ccのライトSUVと考えれば十分なレベルを確保している。
エンジンでもっとも差を感じるのはノイズの大きさ。1500ccは2000ccに比べるとどうしても高回転ぎみで走る必要があるので、ノイズも多くなる。試乗車の1500cc車はFF、2000cc車は4WDであったことを考慮すれば1500cc車は少々ノイジーであるということになる。長距離を走ることを前提としているユーザーは2000cc車を選ぶほうが、より快適なドライブが可能だろう。しかし、トルク感同様、決して1500cc車が他のクルマと比較してうるさいというレベルではない。
足まわりはなかなかしっかりとしたもの。カーブでのロール感はあるが、それも不安を呼び起こすレベルのものではない。コーナーの安定性も高く、しっかりとしたロードホールディングを感じることができる。
ボディ剛性やサスペンションの取り付け剛性をしっかりと確保したことによって、ロールが発生してもクルマ自体がそれを許容できる仕上がりとなっているわけだ。
もちろん17インチタイヤを装着する2リットルモデルは走行性能の限界値が高く、かなりビシッとした走りを実現する。
4WDモデルは2WD、オート、ロックの3つのモードを持つ。電子制御カップリングなので、制御も細かくドライバーに微妙な操作を要求することもないはずである。
走りの性能は2000ccエンジン搭載モデルなら余裕たっぷりと言える。コンパクトなクルマなので、ゆとりあるパワーで疲れにくいドライブが楽しめる。
2000ccエンジンは145馬力、1500ccエンジンは110馬力と、必要十分なパワーを発揮する。2000ccなら余裕の走りが楽しめる。
ATはマニュアルモードも付いているので、好みのギヤをセレクトして峠道などを走ることもできるようになっている。キビキビ走りたい場合などに重宝するメカニズムだ。

スズキ SX4 2.0XGの 詳細
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