トヨタ カローラ・アクシオ
今回試乗を行ったのは、売れ筋となる1500ccエンジンを搭載したモデル。プラットフォームとエンジンも従来モデルと同様としながら、どのように進化させているのかという点を中心にチェックしてみた。
ドライバーズシートに座ると、装備品のすべてが瞬時にどういった装置であるかを確認できるインパネが目に入る。カローラのようなベーシックさが売り物のクルマは、こうしたわかりやすさも重要。
一昔前は1500ccのセダンと言うと、もっぱら日常の足といったイメージを持っていたものだが、今の1500ccモデルはまるで違う。実際、走り出した瞬間から感じることができた。
エンジンをかけて、アクセルを軽く踏み込むとスッとクルマが普通に前に出て行く。そして、そのまま何事もないかのように、スムーズに加速を続けていく。そのままさらに加速して高速道路を走るペースまで持っていっても、まったく違和感がないのだ。
「そんなの当たり前ではないか・・・」
確かにそうなのだ。その当たり前の性能をどこまで真剣に引き出すかということに終始し、それをリーズナブルな価格で提供しているのがカローラというクルマと言える。
サスペンションの性能についても際だったものを感じはしないが、全体としてのまとまり感はある。路面が荒れた場面では多少ダンピング不足を感じるが、普段の使い方ではまったく問題はない。山道のカーブでも安定感があり、扱いやすいもので、コーナリングも素直にこなしてくれるので好感が持てる。
カローラ・アクシオは、乗って・運転してワクワクするような感覚はあまりない。しかし、クルマ自体にワクワクする性能がなくても、使う側の接し方でそれは大きく変わる部分でもある。
従来のプラットフォームとエンジンを引き続き採用しながら、最新モデルとしての完成度をさらに高め、素直で思ったとおりにクルマ走ってくれるクルマに仕上げられている。10代続いたロングセラーモデル「カローラ」は、しっかりその時代ごとに求められるニーズに応えていると言えるだろう。
1500ccモデルとしては標準的な走りだが、山道でも安定しており、パワー面でも不満はない。
際立ったパワフルさはないが、気持ちよく吹け上がる最高出力110馬力の1500ccエンジンを搭載している。
変速機はATではなく、無段変速のCVTを採用。これにより、非常に滑らかな加速が味わえるのは、ポピュラーセダンとして大きなメリットと言えるだろう。

トヨタ カローラ・アクシオの 詳細
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