アウディ TTクーペ20.T FSI
今回は“2.0T FSI”で箱根の峠道を試乗した。ほどよく体をサポートするシートに収まり、キーを捻ると直噴インタークーラーターボの1800ccDOHC16バルブエンジンが静かなアイドリング音を奏でて目覚める。
ミッションは。アウディが“Sトロニック”と呼ぶノンクラッチの6速オートマチックで、VWではDSGと呼んでいるもの。セレクターレバーの他にパドルで瞬間的にシフトチェンジができ、非常にスポーティーな印象だ。
Dレンジで急発進させると軽くフロントタイヤをスリップさせて発進する。1800回転という低回転域から28.5kg-mものトルクを発生させ、グイグイとボディーを引っ張っていく。この軽快な走りがアウディTTクーペの真骨頂と言える。
0-400m加速は14秒にも入りそうなスポーツカーらしい強力な加速性能を示す。ズバリ速い! 1800ccモデルは車重も軽いので、動力性能はほとんどど“3.2クワトロ”と変わらないほどだ。低速走行から高速クルージングまで幅広く使え、しかもスムーズな走りが味わえるということで、非常に満足度の高いクルマと言える。
ボディーはアルミを多用したスチールとのハイブリットボディで、“アウディ・スペース・フレーム”(ASF)と呼ばれる軽量なもの。シャシー剛性も高く、初期型に比較してハンドリングは非常にスムーズに進化している。
試乗車はオプションの17インチタイヤを履くが、ドライバーの感性にマッチした心地好い応答で、ワインディングを走るのが非常に楽しい。また、ブレーキもしっかりと効いてくれて安心感も高い。
エンジンノイズはすこぶる静かに抑えられているが、タイヤノイズは荒れた路面ではやや大きい。だが、乗り心地は意外に良い。勿論、硬めな感じはあるが、それでいて辛い突き上げは巧みにいなしているのはさすがと言える。
地を這うようなスタビリティの高い走りが楽しめるアウディTTクーペ。箱根の峠道では水を得た魚のように軽い身のこなしでコーナーを駆け抜けていく。
2.0Tの搭載エンジンは、最高出力200馬力を発揮する直噴ターボで、1800回転から最大トルクを発生するので、パワフルな走りが可能となっている。
ロードノイズが入ってきやすい路面状況があるが、全体的にスポーティーな走りが味わえるのはアウディTTらしいところ。

アウディ TTクーペ20.T FSIの 詳細
アウディ TTクーペ20.T FSIの クチコミ
|
 履歴はありません
 気になる車種は比較表に追加しておこう
|