トヨタ ブレイド
今回試乗したのは、FF仕様のGグレード。コクピットに入ると上質な内装が目に入る。派手な演出があるワケではないが、メーターカウルやドアの内張り、シート等にスエード調の“アルカンターラ”が使われ、じんわりと“リッチ感”に浸れるところがいい。
スタートスイッチを押してエンジンを始動しても室内は非常に静か。さらに走り出してもノイズは良く抑えられ、高級車並みに静粛性が高い。
コクピット回りの防音対策の一環としてフロントガラスまで防音効果の高いクラスを使い、静かなコクピットに仕上げているそうで、ドライブによる疲労度はぐっと抑えられている。乗り心地についても不満はない。基本的にはしっかり感のある乗り味だが、辛い突き上げ感は抑えられ、マイルドにいなしてくれる設定だ。
搭載エンジンは167馬力の2400ccで、発進時の力強さが特徴だ。アクセルに敏感に反応して“走りたがる”雰囲気を持っていると言える。アクセルペダルを戻し気味にしないと、グングン走り出してしまう感じ。エンジントルクの高さの他に、スーパーCVT-iとの協調がこの走りを生んでいる。巧みにエンジン回転を自然に高めながら加速させる設定だ。 0-400m加速の雰囲気は16秒台と、ズバリ快速。いざと言う時、追越しも軽快にでき安全性も高い。
7速CVTのマニュアル・モードはセレクターレバーでシーケンシャルに操作するが、応答もよく小気味よくシフト出来スポーティー。 また、この動力性能に見合うブレーキで、程よい踏力でしっかりと利き、安心感が高かった。
タイヤは、205/55R16サイズのヨコハマA460を履く。その操縦性はスポーティーなフィールで、手応えが素直な電動パワステはとても良い。また、リヤサスにダブル・ウィッシュボーンを持つために、コーナーワークがスムーズで、よく粘る。
今回のように峠道を攻める走りをしても、十分対応してくれる。ステアリングの応答も、切り込むと意外にクイックでしっかりとした印象で、トヨタが新しく提案する上級ハッチバックとしての資質十分といった感じだった。
最高出力167馬力を発揮する2400cc直列4気筒エンジンを搭載しており、パワフルな加速感が味わえる。
CVTは7速タイプのマニュアルモードを持っており、エンジンブレーキを使いたいときなどにも重宝する。また普段は無段変速によるスムーズな加速が上質な走りを実現してくれる。
しっかりしたコーナリングを支えてくれる足回りのセッティングを採用しており、5ドアハッチバックでありながら上級サルーンのようなドライブフィールが味わえる。

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