マツダ プレマシー20Z
両側スライドドアのプレマシーに直噴エンジン&5速AT搭載
レポート=渡辺陽一郎 写真=星 洋太(2007年3月14日)
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プレマシーは2000ccエンジンを中心に搭載するマツダのミドルサイズミニバン。実用装備を充実させて価格を抑えた割安なグレードは、184万円の20CSあたり。価格とバリエーション構成から考えれば、ウィッシュやストリームのライバル車といえるだろう。
しかし、アクセラのプラットフォームを使ったことでボディは3ナンバーサイズになり、全高が1700mmを下まわるロールーフミニバンでありながら、両側にスライドドアを装着する。2000ccエンジンを搭載しながら求めやすい価格を実現する一方で、プレマシーならではの機能も持たせた。シートアレンジも含め、ウィッシュやストリームに比べると使い勝手が幅広く、買い得な印象を受ける。
それなのに、販売台数はいまひとつ伸びていない。その背景にあるのは、クルマのキャラクターと販売ネットワークだろう。両側にスライドドアを備えた3ナンバーサイズのロールーフミニバンという位置付けは、設計の新しいMPVと同じ。キャラクターが重複している。加えて国内で展開されるディーラー約1200店舗でホンダの半数にすぎない。これらの要因が重なってプレマシーは苦戦を強いられている。
そのテコ入れも踏まえて設定されたのが直噴式のDISIエンジンだ。排気量は従来型と同じく2000ccだが、動力性能の向上を図り、ATも5速タイプを採用する。10・15モード燃費は、従来型の2000ccがリッター当たり14kmとなるのに対し、DISIエンジンは15kmだ。
フロントマスクに大きな変更はないが、ヘッドライト回りでブラックのベゼルを採用するなどの小変更を行っている。
スライドドアは電動開閉が可能なので、重さを感じさせず快適だ。
リヤスタイルも大きな変更はなく、ステーションワゴン風のスタイルが軽快感を出している。
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