フォード エスケープ・リミテッド
インパネまわりは、特に質感が高いとはいえないが、メタル調パネルを効果的に使って違和感は抱かせない。オーディオやエアコンのスイッチが収まる中央部分は少し手前に張り出し、操作性を向上させている。
フロントシートは、座面の奥行寸法を十分に確保。やや硬めの設定で体が沈むタイプではないが、ボリューム不足も感じない。腰の近辺はさらに硬めの仕上がりで、確実に体を支えてくれる。
リヤシートはフロントシートに比べると少し座面が短いが、フロントシートと同じくボリューム感はある。膝先の空間は平均的だが、リヤシートに座った乗員の足がフロントシートの下側に収まり、大人4名が乗車しても快適だ。
シートベルトは、今回のフルモデルチェンジからリヤシートの中央にも3点式が装着されるようになった。フル乗車した時でも、すべての乗員が3点式のシートベルトを着用できる。
直線的なデザインのSUVだから、ラゲージスペースも使いやすい。リヤシートを使った状態でもミドルサイズのステーションワゴンに匹敵する積載スペースがあり、これを畳めばさらに荷室が広がる。リヤシートの畳み方は座面を持ち上げてからバックレストを前に倒すダブルフォールディング式。少々操作は面倒だが、フラットな空間が得られるメリットがある。
エンジンはV型6気筒の3000ccと直列4気筒の2300cc。駆動方式は4WDのみの設定だ。サイドエアバッグ、オーディオ、アルミホイールなどは全車に標準装着され、3000ccエンジンを積んだ最上級のリミテッドには本革シートや電動ガラスサンルーフもセットされる。もっとも、リミテッドの価格は325万円と少し高めの設定。機能的には255万円で買える2300ccのXLTで十分だろう。
ダッシュボード上はフラットなので見晴らしも良く、長距離ドライブでも疲れが少ないのが良いところ。
シートは座面の奥行寸法を十分に確保しているので、ドライバーも疲れが少ない。シートクッションはやや硬めの設定。
後席には中央に3点式シートベルトが設けられ、安全性がさらに高まった。背もたれを倒すことで荷室を簡単に拡大可能だ。
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