シトロエン C4ピカソ
シトロエンの個性的スタイルの7人乗りミニバン
レポート=渡辺陽一郎 写真=星 洋太(2007年5月30日)
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シトロエンのミドルサイズハッチバック、C4をベースにスペース効率を高めたモデルがC4ピカソだ。ベースのC4には3ドアと5ドアボディがあり、その全高は双方ともに1480mmだが、C4ピカソになると1685mmまで高められる。全長は4590mmでミドルサイズだが、全幅は最近の欧州車の傾向に沿って1830mmと幅広い。日本車でいえば、MPVの全長を300mmほど短く抑えたような寸法になっている。
外観のデザインは、シトロエンの持ち味を色濃く反映させたもの。ボディ全体が丸みのある卵型で構成され、ボンネットからフロントウインドー、ルーフにかけるラインが直線的に立ち上がる。コンパクトカーやミニバンで流行しているワンモーションフォルムだ。
開発のテーマは「ビジョン・スペース」。フロントウインドーの面積を広く確保し、さらにオプションでは大型の電動ガラスルーフを装着できる。日本車ではラフェスタが広いウインドー面積による優れた視界や開放感をセールスポイントにしているが、欧州車でも同じような傾向があるわけだ。
シートの配列は、フロント側がセパレートタイプの2人掛け、2列目が3分割された3人掛け、さらにラゲージスペースにも小さな2人掛けの3列目シートを引き起こせる。つまりは7人乗りのミニバンだ。
もっとも、欧州仕様には3列目を装着しない5人乗りも設定される。日本の場合はミニバンの販売が好調だから、7人乗りの限定となった。
エンジンは直列4気筒の2000ccを搭載。ATは4速タイプと、6速MTをベースにATの機能も持たせた2ペダルの6速エレクトロニック・ギヤボックス・システムも選べる。
フロントマスクはシトロエンの特徴であるダブルシェブロンが配置されており、一目でシトロエンであることが分かる。
ラゲージルームに3列目シートを格納するC4ピカソならではの伸びやかなサイドビュー。
リヤも踏ん張り感たっぷりのスタイルで、3列目シートの居住性をしっかりと確保している。
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