レクサス LS600h
レクサスのフラッグシップモデルとあって、LS600hの車内はきわめて質感が高い。インパネまわりのデザインは比較的オーソドックスだが、キメ細かな造り込みを見せ、スイッチのタッチなども統一されている。
また、全長が5mを超えるLサイズのボディとあって、居住空間もかなり広い。フロントシートは座面の厚みをタップリと確保。しなやかで、しかも体をしっかりと支えるから長時間ドライブでも快適だ。
リヤシートは、全高を1475mmに抑えたことで着座ポイントは少々低い。また、リヤウインドーを寝かし込んだためにバックレストもやや寝ている。それでも2970mmに達するホイールベースによって足元空間は広く、大人4名がリラックスして乗車できる。
ロングボディのLS600hLで後席セパレートシートパッケージを注文すると、左側のリヤシートには電動式のリクライニング機能とオットマン、さらに助手席を前方に寄せる機能が装着される。操作の手順として、まずはスイッチ操作で助手席を前に寄せて足元空間を拡大。次いでリヤシートをリクライニングさせてオットマンを持ち上げれば、ゆったりと足を伸ばして座ることが可能だ。
なお、この仕様をオーダーすると、左側のリヤシートにはシートクッションエアバッグが内蔵される。体を水平に近づけた状態で前面衝突事故を起こすと、着座姿勢が安定していないから体が前側にスライドする危険がある。そこで衝突時には座面に内蔵されたエアバッグを膨らませ、強制的に大腿部を持ち上げることで着座姿勢を安定させるわけだ。いかにもLS600hLらしい安全装備だが、基本的にはクルマに乗車している以上、寝そべった着座姿勢は好ましくない。オットマンを持ち上げるにしても、踵がフロアに付く程度の角度にとどめるべき。バックレストのリクライニングも、過度に寝かせるのは好ましくない。
運転席まわりは上質感もたっぷりで、レクサスの中でも最高峰に位置するモデルならではの作り込みがなされている。
シートは本革仕様でも汗ばむこともなく、快適なドライブを約束してくれる。シートの脇の部分の張り出しも十分で、カーブ走行でもしっかりと体を支えてくれる安心感がある。
2970mmという余裕あるホイールベースによって、後席の足元周辺はクラストップレベルの広さを確保している。
レクサス LS600hの 詳細
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