日産 エクストレイル
今回試乗したのは伊豆のモビリティパーク周辺のオンロードと、モビリティパーク内のオフロードコース。試乗モデルは売れ筋の2000ccエンジン搭載モデル。
停車状態から加速してもエンジン音は静かで、巡航体制に入るとタイヤパターンのノイズ程度しか車内では聞こえないほど。この静粛性の高さは、まさにファミリーサルーン的な印象で、4WDモデルとはいえ、普段のドライブでは家族を乗せたセダン的な使い方も想定しての設計がなされている。
大半のユーザーはオンロードをメインに使うと思われるが、峠道でかなりオーバースピード気味にコーナーに飛び込んでも難なく曲がれてしまう4WDシステムを搭載しており、これが実に運転をラクにしている。
このシステムがオフロードではどのようなポテンシャルを発揮するのかが興味深いところだ。
まずトライしたのは急な坂を下るコース。新型エクストレイルには、急坂を下る時にアクセル操作もブレーキ操作も不要な「ヒルデセントコントロール」が装備されており、このシチュエーションではクルマが自動的に安全なスピードで下っていくので、ハンドル操作に集中できた。スキーなどに行くドライブで、大雪に見舞われたとき、ペンションの20m手前から急な坂道・・・といった時に威力を発揮するだろう。
次は丸太を組んだV字のコース。足回りのしなやかさとハンドリングの確かさが試されるが、アクセルペダルの操作感と加速が実に自然で、安定した走りを見せる。
その後、フラットなダートコースを飛ばしてみたが、安定した挙動によって何の不安もなく走ることができた。
最後に8の字旋回をしてみたが、アクセルペダルをラフに踏み込んでも、クルマ側が自動的にエンジンパワーを制御し、同時に4輪に伝達されるパワーを調整するので、自然に走りきれてしまう。
どんな状況でも安心して走れるポテンシャルを持ったSUVとして、新型エクストレイルはオススメの1台と言えるだろう。
搭載エンジンは2000ccと2500ccがラインアップされている。軽快感のある2000ccで十分な走りの性能が得られた。
組み合わされる変速機はエクストロニックCVT。2500ccモデルには6速MTモード付きが組み合わされる。
様々な走りのステージに対応する足回りのセッティングが施されている。サスペンションはフロントがストラット、リヤがマルチリンクとなっている。

日産 エクストレイルの 詳細
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