ホンダ S2000タイプS
足回りを専用チューニングしたS2000のタイプSに試乗した。
エンジンをかけると野太い音が聞こえる。いかにもスポーティーな雰囲気のクルマなので、低速域が扱いにくいのかと思いきや、多少ラフに扱ってもしっかりと発進して加速していく。
ギヤを積極的にアップさせていくと実に滑らかでスムーズな走りが味わえる。一方で、ギヤチェンジを遅らせて、引っ張り気味に変速していくと、パワフルな走りが味わえる。
これだけでも走りの魅力は十分に感じられるのだが、エンジン回転をレッドゾーン直前まで持って行くとVTECのパワーが炸裂する。自然吸気ならではの加速フィールを見せるが、パワフルな排気音を響かせながらグングン加速していく。
また、走りの楽しさはサスペンションのセッティングによるハンドリングのスムーズさによるところが大きい。元々前後の重量バランスは50対50に設計されており、ストレスのないコーナリングが可能となっているが、このタイプSならさらにしっかりした足回りの設定が得られるのだ。
峠道を攻め込んでフロントノーズを軽くインに向かせることができるのは、ホンダの設計の妙と言えるもので、S2000ならではの走る楽しみがこのコーナリングに集約されていると言えるのではないだろうか。
搭載エンジンは最高出力242馬力を発揮する2200ccの直列4気筒VTECとなっている。
変速機は6速MT。低速から粘り強いエンジン特性によって、1速、2速での速度域でも運転しやすい。
足回りはタイプS専用にチューニングされており、角の取れたスポーティーな硬さを持った乗り心地となっている。
ホンダ S2000タイプSの 詳細
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