レクサス IS-F
今回、市街地での試乗となったが、5000ccV8エンジンを搭載したモデルということで、このパフォーマンスがどのように街中で発揮されるのかが注目されるところ。
外観は同価格帯の日産GT-Rのように一目で分かるハデさはないので、街の風景に溶け込める感じがあるが、アクセルペダルを踏んでいくと、そのエンジンサウンドやクルマの挙動には別格なものを感じる。
特に、エンジン回転が4000回転を超えると、この5000ccV8エンジンは一変する。
多少、演出された排気音を出しながら強力な加速を見せるこのIS Fの、エンジン、ミッション、エキゾーストのハイパフォーマンスぶりは街中でも十分に楽しめる一面を持っている。
ターボやスーパーチャージャーを追加してハイパワーを出すのではなく、5000ccという大排気量で自然吸気ならではの気持ちの良い加速を味わえるモデルとなっている。
トランスミッションは2ペダルのスポーツトランスミッションを採用しており、変速はパドルシフトでも可能。ハンドルから手を放さなくても確実な変速が可能であり、全域でダイレクト感のある走りが体感できる。
専用サスペンションが装着されて足回りを固めているが、その乗り心地は単に硬いというものではなく、しっかりとしたスポーツドライブのためのセッティングと言えるだろう。
タイヤサイズは、フロントに225/40R19、リヤに255/35R19という大径の超扁平タイヤを装着しているが、サーキット向きとは言え、街中を走っても問題はなく、ハイパフォーマンスを秘めたモデルとしての魅力を持っているクルマとしてとらえられるだろう。
日産GT-RとレクサスIS Fが、ほぼ同時期に同価格帯で登場したことは興味深いが、ライバルとはなりえない個性の違いがあるので、実際に試乗してから購入を決断してみてほしい。
搭載エンジンは5000ccのV型8気筒で、最高出力423馬力を発揮する。自然吸気ならではの加速感が魅力。
変速機は8速。2ペダルの自動変速タイプで、マニュアルモードも搭載している。ハンドル部分にはパドルも装着されているので、スポーティーな変速が可能。
足回りはIS F専用にチューニングされたダンパー、スプリングを採用しており、ハイパワーを確実に路面に伝達してくれる。
レクサス IS-Fの 詳細
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