スマート フォーツー
“時代の波”が追いついた個性的なマイクロカー
レポート=西川 淳 写真=Jun e co.(2008年4月7日)
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マイクロカーは今後、世界的トレンドになる可能性が高い。年内に国内導入されるというトヨタなど、スマートは言わばその先駆者で、登場が早すぎたためか事業的には必ずしも成功しているとは言えないが、時代の波が今、ようやくスマートに追いつこうとしている。スマートをほとんど諦めかけていたダイムラーベンツだったが、その新たな波に乗るべく急ぎ開発されたのがこの第二世代だ。コンセプトはずばり、アメリカ市場で販売できるような諸対策を施す。そう、スマートが息を吹き返したのは、アメリカ市場への進出決定によるところも大きい。昨今の原油高騰は、アメリカ人をしてマイクロカーに向かわせるほど強烈かつ急激なもので、それを(ひょっとして)見越しての第二世代開発だったというわけだろう。
個性的なスタイリングの雰囲気はほぼそのままに(一般のユーザーには見分けがつかないかも?楕円二つを重ねたようなヘッドライトが第一世代だ)、全長を20cm弱延ばし、全幅も拡げられた。主に衝突安全対策である。そのため、全長は2.7mを超えたが、それでもまだシビックのホイールベースに収まる大きさだ。車重の増加は40kgに抑えられた。エンジンは三菱製の1L。組み合わされるミッションは6速ではなく、5速のセミATである。
骨格である鋼鉄製トリディオンセーフティセルとポリカーボネイト製ボディパネルを採用するボディ
旧型より一回り大きくなり、全長2720mm×全幅1560mm×全高1540mmとなった
走行中の姿勢制御に貢献するESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)を標準装備する
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