メルセデス ベンツ SLクラス
心地よいエグゾーストノートで演出された軽快でリニアな走り
レポート=西川 淳 写真=jun e co.(2008年8月12日)
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キング・オブ・オープンカーSLクラスの今回のマイナーチェンジにおいて、最も注目すべきグレードは何かと問われれば、SL63AMGのパフォーマンスが脳裏によぎりつつも、私はこのSL350であると答えるだろう。確かにパフォーマンスに加えてステータスシンボルとしてのSLクラスも考えれば、SL550を含めたV8モデルこそ真骨頂であるかも知れない(12気筒モデルは雲上だ)。先先代SLクラス以来、V8モデルが本流であり続けたし、マイナーチェンジ前の現行型においてはSL55AMGというグレードが高級スポーツカーの代名詞的に一世を風靡した。
その一方で、かの300SLガルウィング以来続く6気筒モデル(直6からV6へと変わったものの)もまた、特にクロウト筋から高く評価されていた。鼻先が軽く、スポーツカーらしい振舞いを満喫することができたし、バランスも良かったからだ。ただし弱点もあった。それは、力不足。ここ一発の加速が物足りなかった。マイナーチェンジなったSL350ではそこに手が入り、ついに6気筒で300psオーバーの力を得た。専用チューニングにより、従来よりもなんと+44psもの最大パワーを獲得している。これにブリッピング機能付7速ATが組み合わされた。
1本ルーバーとなったフロントグリル、デザイン変更を受けたヘッドライトや2本のパワードームをもつボンネットなどにより精悍さが増した
新たに採用されたエアアウトレットが特徴的。全長4565mm×全幅1820mm×全高1315mm(SL350)
ディフューザーデザインのリアスカートやスクエアデザインのツインマフラーをもつリアデザイン
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