フォルクスワーゲン ティグアン
ブランド力とスペシャリティ感が融合した、軽快な走りのティグアン
レポート= 写真=(2008年9月23日)
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ヨーロッパ市場では今、コンパクトSUVが人気だ。このカテゴリーを広めたのはホンダCR-VやトヨタRAV4といった日本車だったが、トヨタハリアー(レクサスRX)やランドローバーフリーランダーがプレミアム化の端緒を開き、今ではBMWやアウディ、M・ベンツといったドイツプレミアムブランドまでが積極的に参入している。それぞれ、X3、Q5、GLKクラスといったモデルだが、後者2台が日本にやってくる前にとばかりに、VWからも新しいコンパクトSUVが投入された。ティグアンだ。車名の由来はタイガー+イグアナで、公募だという。パサート&ゴルフのボディをベースに独自のSUVシャシー(ダンパー&スプリング)を備えたトゥーランサイズのクロスオーバー車で、なるほどフロント回りにはパサートの、リア回りにはゴルフのイメージが透けて見える。その機能性の高さと存在感あるスタイルが受け、欧州市場では発表3週間で4万台を受注。発売後7ヶ月連続でSUV販売台数ナンバー1となるなど、一躍ヒットモデルとなっている。
日本仕様は1機種のみ。2リッター直4の直噴ターボエンジンにティプトロニック付6ATを組み合わせる。パワーは6気筒2.8リッター級。もちろんフルタイム4WDで、4駆システムは最新第4世代のハルデックス式だ。360万円という価格は、かなり戦略的。プレミアムブランドに比べればかなり割安で、このご時勢、沈んだ市場を刺激するのはこういった“新しいカタチの新しい価値”をもつ輸入車かも知れない。
コンパクトワゴンのゴルフトゥーラン(全長4420mm×全幅1795mm×全高1660mm)とほぼ同サイズとなる、全長4460mm×全幅1810mm×全高1690mmのコンパクトなSUV
フロントオーバーハングを大きく斜めの形状とするなどにより、アプローチアングル28度、ディパーチャーアングル25度とオフロード走破性も高い
クローム仕上げのグリルやアンダーガード、サイドプロテクションモールなどで演出されたエクステリア。リアコンビランプはパサートなどに通じるデザイン
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