ポルシェ911GT2
ハイパワーをRRであやつる最強の911、GT2
レポート=西川 淳 写真=jun e co.(2008年10月15日)
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スポーツカーの代名詞とも言うべき911シリーズだけあって、そのラインナップは非常に充実している。ベースモデルであるRR(エンジンリア置後輪駆動)の3.6リッター・カレラを皮切りに、3.8リッターのSバージョン、それぞれに4WDのカレラ4があり、ボディ形状もクーペに加えてカブリオレやタルガトップを用意する。さらにはスポーツバージョン/GT3および同RS =レン・シュポルト(ドイツ語でレーシングスポーツ)があり、その上には憧れの911ターボ(クーペとカブリオレ)が続く。とまあ、なんとも豪華絢爛なラインナップだ。これだけでも、実際に購入できる手持ち資金があれば、何を選ぶか大いに悩む(オプションの充実度も凄い!)のに、さらに“その上”の911があると聞けば、もうため息をつくほかなさそうだ。911GT2。性能も、そしてお値段も至宝の911である。
993型911以降、ターボの標準モデルは4WDとなった。四輪駆動とすることで、圧倒的な安定性を獲得し、究極のGTカーとしてその地位を確立したのだ。その一方で、ハイパワーのターボでも911らしい、つまりはRRらしい走りが楽しみたいというポルシェファナティックの声も大きくなってゆく。その回答が、RRの911ターボ、すなわちGT2であった。昨年デビューした997型GT2には、530psにまで引き上げられたフラット6ツインターボエンジンが搭載されている。もちろん、6段マニュアルギアボックスを組み合わせ、最高速度は329km/hを謳うまでに。史上最強の911ターボである。
'07年のフランクフルトモーターショーで発表された、これまで市販された911で最もパワフルなモデルがGT2。最高速度329km/h、0-100km/h加速は3.7秒とされる
ボディは全長4470×全幅1850×全高1285mm、車両重量は1440kg。専用チューニングされたポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)も採用
大型エアインレットを初めとし、エンジンとブレーキ性能の向上し対応したエアロダイナミクスをもつフロントエンド。チタン製のテールパイプを装備
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