日産 ムラーノ
実用性を高めつつ、さらにスタイルに磨きをかけた“スペシャリティ”SUV
レポート=西川 淳 写真=jun e co.(2008年11月4日)
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4年でモデルチェンジは通常のサイクルだが、SUVスペシャリティカーとしては、「え?もう?」という気がしないでもない。実際、初代ムラーノのデザインは決して陳腐化していないし、今でも独特の存在感を放ったままだ。アメリカ市場メインのクルマ(初代は9割が北米で売れた)で、日本導入が2年遅れだったことも影響しているのだろう。それほどの台数が街に溢れていないのも古くならない要因だ。
さて、2代目となったムラーノは初代とまるで違う雰囲気に見えるが、実は前後のディテールデザインが大幅に変わっただけである。コンセプトはもちろん、実車のパッケージングなども基本的にはキープコンセプトと言っていい。ムラーノらしいサイドウィンドウフォルムはそのままに、従来よりもグラマラスなボディデザインを与えているが、サイズ的にはほとんど変わらず。室内も後席のニールームスペースがやや改善された他はほぼ同じ。日産の最新LサイズFF用Dプラットフォーム(ティアナと同じ)こそ使っているが、3.5リッターV6と日本専用の2.5リッター直4の二本立てエンジンにCVTを組み合わせることも初代から継承した。2.5リッターはレギュラーガソリン対応。いずれにもオールモード4×4-iと呼ばれる日産最新の4WDシステムを搭載する。FFモデルの用意は、今のところない(北米用にはアリ)。各エンジンともにXVとXLという2グレードを用意。Vはスタイリッシュガラスルーフやレザーシートを標準装備とした豪華仕様である。
グローバルモデルとなるクロスオーバーSUVの2代目。初代のコンセプトを継承しつつ新型プラットフォームなどにより走りや快適性などを進化させた
曲面と曲線を組み合わせたデザインに、個性的なグリルなどが採用されたエクステリア。後端が跳ね上がったサイドウインドウは初代のデザインを踏襲
全長4825×全幅1895×全高1700(ルーフレール装着時1730)mm。7色用意されるボディカラーには、塗装表面のスリキズを復元するスクラッチシールドを標準化した
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