マセラティ グラントゥーリズモS
艶やかなスタイルに“スポーツカーの実力”を秘めたGTモデル
レポート=西川 淳 写真=jun e co.(2009年1月6日)
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2007年にデビューした、マセラティブランドのフラッグシップとなるグラントゥーリズモ。伸びやかなシルエットとユニークなディテール、匂い立つインテリアが魅力の2+2ビッグクーペだ。基本的なメカニズムを4ドアサルーンのクワトロポルテのそれと共有するものの、仕立てはよりスポーティ志向。エレガントな佇まいとFRスポーツカーらしいパフォーマンスを両立している。
そんなグラントゥーリズモシリーズに追加されたのが“S”モデル。単なるスポーティ仕様だと思ったら大間違い。実はこのS、従来のグランドツーリズモとは“根本的”に違うクルマだ。何が違うか。それはパッケージング。もちろん、同じシルエットをもつ2+2クーペという点では何ら変わりはないが、ノーマルモデルが4.2リッターV8にコンベンショナルなトルコン付きATを組み合わせたモデルだったのに対し、Sはより強力な4.7リッターV8とし、ミッションをリアに置くいわゆるトランスアクスルとして、さらに2ペダルのセミAT(MCシフト)としたのだ。
グラントゥーリズモの発表から約1年後の'08年3月にジュネーブショーで発表された、ハイパフォーマンスバージョンのグラントゥーリズモS
ピニンファリーナデザインによるスタイリングに、ブラックアウトされたフロントグリルやサイドスカート、7スポークアロイホイールなどが装着される
トランスアクスルレイアウトの採用などにより前後重量配分は47:53とされた。全長4881×全幅1915×全高1353mm
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