BMW 7シリーズ
新世代に突入した“スポーティな走り”のフラッグシップサルーン
レポート=西川 淳 写真=jun e co.(2009年5月5日)
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BMWのフラッグシップモデルが7シリーズ。M・ベンツSクラスやアウディA8、レクサスLSがライバル。歴代7シリーズはいずれも走りにこだわった大型サルーンとして注目を集めた。それは、第五世代となる新型でも同じ。BMWらしい“スポーティな走り”を実現した、このクラスでは希有の大型セダンだ。ちなみに、BMW通はモデルを型式名で呼ぶ(たとえば現行3シリーズはE90)が、新型7シリーズはF01(ショートボディ)/F02(ロングボディ)とついにEではなくF世代へと突入している。上海ショーではV12ツインターボの760やハイブリッドモデルも発表されたが、それらの日本導入は少し先の話。とりあえず、740と750、それぞれにショート/ロングボディの計4モデルが導入される。740系には4リッター8気筒級の性能を6気筒の効率で提供する3リッター直噴直6ツインターボを、750系には5リッター12気筒級の性能ながら燃費性能は8気筒という4.4リッター直噴V8ツインターボを、それぞれ積んだ。何れもミッションは6速ティプトロニック。高級車にもダウンサイジングの波が寄せている。
従来型に比べると、かなり見た目の印象が変わった。というよりもむしろ、先々代の流れに戻ったという表現が正しい。旧型はデザイン的にかなり思い切ったモデルで、それゆえ世界的に影響を与えたものだが、欧米の保守的な高級車ユーザーにはあまりウケがよろしくなかったようだ。以前のBMWらしく、ロングノーズでショートデッキ、FRらしいセダンルックスとしている。
第5世代へと進化したフラッグシップサルーンの7シリーズ。高効率なエンジンやAT、ブレーキエネルギー回生システム、軽量ボディなどにより、より少ないエネルギーで高い性能を実現させる“エフィシェント・ダイナミズム”が追及された
全長5210×全幅1900×全高1485mmのロングボディ(写真)と、全長5070×全幅1900×全高1490mmのショートボディが用意される
存在感、スポーツ性、エレガンスを併せもち、相手に威圧感を与えないようなナチュラルプレゼンスを目指したというエクステリア
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