ホンダ CR-Z
ハイブリッド+MTの軽快さ、それがCR-Zにしかない個性
レポート=西川 淳 写真=jun e co.(2010年4月12日)
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いよいよエンジン+モーターのハイブリッドシステムがスポーツタイプに搭載される時代がやってきた。CR-Z(シー・アール・ズィー)はホンダインサイトなどと同じ仕組みのホンダIMAシステム(ただしエンジンは1.5リッター)を積む、期待のパーソナル・ハイブリッド・スポーティカーである。
ホンダのハイブリッドシステムそのものは、トヨタプリウスとは全く違うパラレル方式で、エンジンとモーターを直結して使う仕組みになっている。簡単に言ってしまえば、より燃費志向のエンジンを搭載しつつ、足らなくなったパワー(厳密にはトルク)をモーターで補うもので、その電力は同じモーターが駆動時以外には発電機となって回生エネルギーや余剰エネルギーから“生産”するという仕組み。アイドリングストップや低速クルージング時のモーター走行でさらなる燃費アップも実現している。ただし、プリウスとは違って、積極的なEV走行はできない。
ミッションは“ハイブリッドといえば”のCVTに加えて、スポーツタイプならでは、6MTも設定。“大方の予想を裏切って”初期受注の4割をMTが占めるという、企画開発陣にとっては朗報、しぶしぶ承認した側にとっては“嬉しい誤算”となった。
アルミホイールやスマートキーなど装備充実のαと、ベーシックなβという2グレードをラインナップ。それぞれCVTと6MTを選ぶことができる。
主動力のガソリンエンジンと補助動力のモーターをもつハイブリッドモデル。サイズは全長4080×全幅1740×全高1395mm。6MTとCVTを用意し、価格はベーシックなβが226.8万円、快適装備をプラスしたα(写真)が249.8万円となる
エンジン高やサスペンションレイアウトの工夫によりボンネット高を抑えた低全高と、ショートホイールベース&ワイドトレッドでスポーティなスタイリングを実現。ボディ下部の整流処理、新開発のAピラーやドアミラーなどによりインサイト同様の空力性能をもつ
エンジン、モーター、ミッション、EPSに加えエアコンやモーターアシスト量などを統合制御するドライブシステムを装備。スポーツ、ノーマル、ECONと3つのモードを選択することができる
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