メインコンテンツまでスキップします
アット・ニフティロゴ Car@nifty

新車、中古車、メンテナンス 購入前に比較できる 自動車情報サイト

Car@niftyトップ > 特別企画 > 熊倉ジドウシャ研究所 > 【Vol.48】最後のバイクは...
こちら西荻窪駅前熊倉ジドウシャ研究所

【Vol.48】最後のバイクはこれで決まり?(2004/6/18更新)

 

バックナンバーはこちら

28歳からの猛チャージ

「一生で最後のバイクは何だろう」とか、いつもカミサンと話しているってところまで、先週は書きました。ほんと寂しいけど、誰でも年は取りますもんね。どうかなあ、クルマだったら80歳ぐらいまで運転できるのかなあ。でもバイクは無理ですよね。
そうなると、もともと中村うさぎ女史どころじゃない衝動買いの暴走機関車である我ら夫婦のことだから、一気に盛り上がっちゃうわけですよ、これが。
だいたいバイクって、若いころ乗ってても、会社で地位が上がって仕事も忙しくなったとか、子育てに振り回されたとか、ちょっとしたきっかけで縁が遠くなっちゃいます。乗るための身支度も必要だし、クルマより掃除も面倒くさいから、いったん乗らなくなると、けっこう億劫にもなります。みんな、そうやってクルマだけの生活になるんですね。
うちの場合もそうで、私は先にクルマ生活を始めちゃったんで、バイクに関しちゃオクテだったわけ。でもクルマ雑誌の編集部にいたから、周囲には高校のころからの二輪歴も持ち主も多く、どうしても感化されます。そこで28歳の時に二輪免許(限定なし)を取って、さあ、そこからが大騒ぎ。普通なら少年時代に原付から入って、だんだん大きなのに乗り換えるんですが、「そんなまだるっこしいこと、この歳でやってられるか。一気に短縮だ!」とばかり、いやあ買った買った、たった1 年でまず50ccを3 台、次に125cc 、250cc を2 台、それから450cc 、650cc 、750cc まで、常軌を逸する勢いでダーッと行っちゃいました。このあいだ古い写真が出てきたんですが、そのころの我が家の車庫ときたらまるでバイク屋も同然。毎日とっかえひっかえ違うバイクでご出勤だったんだから。

スティーブ・マックイーンに1億円!

カミサンの場合は、しばらくホンダCB50でおとなしくしてたんですが、嫁に来る時にはホンダMT250 エルシノアになってました。これ、私の記憶ではホンダの市販車として初めての2 ストだったんですが、とにかく白煙が凄い。その後ろを走るとバイザーがオイルっぽくなって、えらい迷惑なバイクでした。
ところでエルシノアといえば、スティーヴ・マクイーンのCMが有名でしたが、あんなに売れ筋じゃないバイクのために払った出演料が1 億円だったんだって。今から30年前の1億円ですよ。その担当者、社内でえらく叱られそうです。それにしても当時の東京モーターショーでエルシノアの説明していたコンパニオンのお姉さんは、とてもきれいな人でした。今ごろどうしているのやら。

家族中に伝染して……

それはともかく、前に書いたような事情で、我が家もしばらくバイクから遠ざかっていたんですが(いや、それでも車庫には乗らないままのモトコンポとか、200cc が2 台とか250cc とか、いたなあ)、去年の春のある日、安くて簡単そうなんで、娘の通学用にスズキ・チョイノリを買ってやった途端、まずいことに夫婦そろってメラメラッと来ちゃったわけ。そうなると早いわな、さっそくカミサンはスズキ・ジェベル200 を買ってきて、納車と同時に奥多摩ひと回りしてきて、「駄目や、これ、パワーない」とか騒いでましたっけ。そもそも200 を選んだのは、久しぶりなんで足慣らしのつもりだったようで、それから皮ズボンだとかプロテクターだとか次々と仕入れてきて、毎週のようにどこぞのライディング教室に通いだしたんです。その時の口癖が「あたしゃスピード出したいんで、CBR600RRの“逆車”が欲しい」だったんだもん。まあ結局は重量とか取り回しも考えて、250cc のホンダVTR にしましたけど。それもカタログのカラーオーダー・プランを見ながら、「タンクは赤でフレームはシルバーで、ホイールは黒」とか、うるさいったらないの。
私は私で、カミサンに煽られるようにスズキ250SB を買ったんですが、困ったことに暇がなく、まだあまり乗ってません。すると今度は娘まで、いつの間にか400cc 限定免許を取って来て、カミサンの200cc を奪い取って乗り回してます。やっぱりチョイノリじゃスピードが出なさすぎ、路線バスにも追い立てられるんで危ないと思ったみたいです。そもそも原付の30km/h制限そのものが危ないんですけどね。このチョイノリ、急な下り坂でカ ミサンが思い切り攻めたら45km/hまで出たそうですが、それは内緒。
わあ、ここまででも大変なのに、やっぱり仕上げは私です。どれだけ乗る時間があるかわからないのを承知のうえで、ほんと、清水の舞台から飛び降りるとはこのことなんでしょうか(とか言いながら、もう何回飛び降りたことか)、な、な、なんとBMW のバイクを注文するという暴挙に出てしまったのです。まあ、一番安い単気筒650cc のスカーバーですけど、街も乗るなら軽快でいいし。ここまで1 年3 カ月で5 台。「うん、一生で最後のバイクはこれで決まり」だなんて今は言ってますけど、わからんぞお。心配だなあ。

一生で最後(の予定)のバイク、The Scarver BMW F650CS。単気筒なんていうとクラブマンっぽいバイクを連想してしまいますが、BMWがつくるとこんなにもスポーティ。最後を飾るのにピッタリと思いますよ、熊サン!




このページの先頭へ戻る




Car@niftyトップへ戻る