|
マツダ「MPV」発表会
(2006/2/2)
マツダ(株)は、同社のLクラスミニバン「MPV」をフルモデルチェンジし、全国のマツダ店、マツダアンフィニ店、マツダオートザム店から発売した。
MPVは、1990年に日本初の本格的ミニバンとしてデビュー。99年にモデルチェンジした2代目では、2列目シートを前後左右に可動させることでユーティリティと居住性を飛躍的に向上させるKARAKURIシートなどのアイディアや、リーズナブルな価格設定でヒットモデルとなった。
3代目となる今回は、2代目からKARAKURIシートなどの使い勝手を継承しつつ、マツダのブランドメッセージであるZOOM-ZOOMを体現するため、これまで採用してきたV6エンジンをあえてオミットし、代わってマツダスピードアテンザに搭載された直4の2.3リッター直噴DISIターボエンジンを上位機種として設定することで前後重量バランスの適正化を推し進めたほか、剛性バランスにまでこだわって引き締められた高剛性ボディ、全高を抑えつつ室内高を確保する低床プラットフォームなどといった技術を投入、マツダ自らが「スポーツカーの発想でミニバンを革新した“次世代ピープルムーバー”」と表現する1台となっている。
内装にはユーザーの好みで選べる明るい色調のハイスタイルとブラックを基調としたスポーツスタイルの2種類が用意され、一部のグレードでは3Dブラックアウトメーターやブルーの間接照明などを使った光の演出も採り入れられている。ボディカラーは、新色のコズミックブラックマイカ、スパークリングゴールドマイカの2色を含む全9種類。
エンジンは2300ccのNAで163ps/21.4kgmを発生するL3-VE型と、同DISIターボによって245ps/35.7kgmのゆとりあるパワーが自慢のL3-VDT型の2本立てで、駆動方式はFFと電子制御ATCカップリング4WDをラインアップ。NAのFF車には4速ATが、DISIターボ車や4WD車には6速ATが組み合わされる。
価格は238万円〜310万円で、FFのDISIターボ車は3月20日、4WD車は4月15日から追加発売となる。
マツダ株式会社の井巻久一社長兼CEOは、MPVの歴史としてミニバンという概念を日本に持ち込んだ初代、両側電動スライドドアやシートアレンジなどでパッケージングを革新した2代目を紹介し、新型でも時代の要請に応えて革新を追求するMPVの志を踏襲しつつ、マツダらしさを表現するZOOM-ZOOMミニバンとして完成したと説明した。
新型MPVの開発担当主査である青山裕大氏は、発表会で「今後の市場で中心となる“ミニバンからミニバンに乗り換える”お客様は、単純な室内の広さといったミニバンの基本特性だけに満足してはくれません。美しいスタイリングや上質感、そして胸のすくようなダイナミック性能など、オーナーの感性に訴える価値こそが重要視されると考えMPVを開発しました」とコメント。
マルチシリンダーエンジンの替わりに投入されたDISIターボエンジンは、大排気量エンジンに迫る動力性能はもちろんのこと、3500cc V6 エンジンと比べて約20kg軽量な単体重量、SU-LEVの環境性と低燃費など、多数のメリットを持っているという。
トヨタ以外のメーカーでは初採用となったG-BOOK ALPHA対応のHDDナビは、コールセンターとの通信によるさまざまなテレマティクスサービスのほか、HDDオーディオ、BOSEサウンドシステム、モニターカメラなどと連動する高い拡張性も魅力。
※コンテンツ内の写真画像をそれぞれクリックすると、拡大写真がご覧いただけます


|