ロータス「ヨーロッパS」発表
(2006/6/20)
ロータス・カーズ社は6月21日(火)、2シーターGTカー「ロータス・ヨーロッパS(LOTUS EROPA S)」を6月より仮受注を開始し、9月より販売することを発表した。エリーゼやエキシージはロータス独自の型式で「タイプ111」であるのに対し、ヨーロッパSは「タイプ121」。この型式が示す通り、エリーゼやエキシージの派生車種ではなく、日常走行にも適した実用性と、クルージングにも優れた性能を持った、全く新しいタイプのGTカーとなっている。
ロータス・ヨーロッパSはエリーゼのシャーシをベースとしながらも、どのモデルよりも高機能かつ洗練されたデザインになっている。ロータスの理念に従って軽量化を追求し、車重は995kg。この軽量ボディはアルミ押し出し材を接合したシャーシ、複合材を使用したボディパネル、エネルギー吸収性能を強化したフロントクラッシュ構造など、最先端ハイテク素材を採用したことにより実現した。
ロータス・エリーゼと比べ、サイドシルを低く、ルーフラインを高くすることでトランクルームを広く、乗り降りをスムーズにする設計となっている。固定ルーフのクーペデザインと、新開発したウィンドウシールの採用により、NVHを低減している。さらにフルレザーのインテリア、運転席・助手席エアバッグ、カーペットが全て標準装備という豪華な仕様とし、「ビジネスクラス」のドライビング空間を創り上げている。
このクーペは、新型1998cc GM Ecotec Z20LER ターボチャージャーエンジンを搭載。最大トルク263Nm(4200rpm時)、最高出力149kW(5400rpm時)、2000rpmで最大トルクの90%に達する力強い低速時加速とハイパフォーマンスな仕上がりとなっている。ヨーロッパSは0〜100km/hを約5秒、0〜160km/hを約14秒で一気に駆け抜け、最高速度は約225km/h(140mph)。トランスミッションは6速ギアボックス、スポーツハンドリング性能よりライドコンフォートを重視したサスペンションを設定している。
消費税込み価格は、車輌本体価格664万6500円。アメリカとカナダを除き、世界各国で販売。年間400台生産し、日本への割り当て台数は80〜100台程になる予定。併せて発表されたトヨタ製1ZZ-EF VVT-i1エンジンを搭載した「ロータス・エリーゼS」は453万6000円となっている。
「日本はアメリカ、イギリスにに次ぐ3番目の市場、今後の戦略でも重要な拠点となる。そして4年連続して登録台数が増加しているのは、ひとえに皆様の努力と協力のおかげです」と語るロータス・カーズ社 海外事業部本部長 グレン・モイヤー氏。
驚異的な進化を遂げ、ハイレベルなツーリングとクルージングを実現し、シンプルなエリーゼやエキシージの魅力に実用的で高機能、洗練されたデザインのロータス・ヨーロッパS。広いトランクにはアフターセールスでラゲッジセットを取り付けることも出来る。
1976年、富士スピードウェイで初開催されたF1日本GPで優勝した、マリオ・アンドレッティが搭乗していたマシンをヒストリーにもつ、特別限定モデル「ロータス・エキシージ タイプ77」も併せて発表された。
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