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メルセデス・ベンツ「Eクラス」発表

(2006/8/28)

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顔が新しくなったベンツEクラスはディーゼル車も新設定


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ダイムラー・クライスラー日本(株)はメルセデスベンツEクラスのフェイスリフト版を8月28日に発表し、ディーゼル車とE63AMGステーションワゴンを除く全モデルの販売を正規販売店で開始した。(ディーゼル車とE63AMGステーションワゴンは予約注文を受付開始)

新型Eクラス最大の見どころはディーゼル車の設定だ。この3000ccV型6気筒ディーゼルエンジンにはPM(微粒子状物質)の排出を防ぐDPF(除去フィルター)や電子制御可変タービン搭載のターボチャージャー、高圧で燃料を噴射するコモンレール式インジェクションなどが採用されていて、5リッターのガソリン車に匹敵する加速力と2リッター車並みの低燃費を両立しているという。なかでもDPFは一定量以上のPMが蓄積すると温度が600度まで上昇し、PMを燃焼することで除去。最高出力は155kW(211ps)、最大トルクは540Nm(55.1kg-m)。トランスミッションには電子制御7速ATが搭載されている。

ディーゼル車の設定と同時にV8ガソリンエンジンも新開発ユニットに変更された。E550に搭載される5500ccV型8気筒エンジンには吸排気可変バルブタイミング機構が採用され、最高出力285kW(387ps)/最大トルク530Nm(54.0kg-m)を実現している。そしてトップグレードのE63AMGにはAMG社が初めて独自開発した6300ccV型8気筒エンジンを搭載。最高出力378kW(514ps)によって0→100km/h加速を4.5秒でこなす。このE63AMGには強化ブレーキ、専用サスペンション、専用アルミホイール&ワイドタイヤ、フロント&サイド&リアスカート、パドルシフト、スポーツシートも装備されていて他グレードとの差別化が図られている。

フェイスリフトに伴って新型Eクラスではラジエターグリルとフロントスポイラーが立体的な造型に変更された。丸いヘッドランプの上側に配置されるターンランプには3本のフィンが追加されて表情がアグレッシブに変わった。また、セダンはリアコンビランプが、ワゴンはハイマウントストップランプがそれぞれ新しくデザインし直されている。ドアミラーは形状変更によって後方視界の向上と風切り音の低減が図られた。前後バンパー付近の障害物を液晶インジケーターとアラーム音で知らせてくれるパークトロニック、電動で開閉するワゴンの自動開閉テールゲートも新しく装備されたものだ。

安全性を高めるための改善も行われた。新しく装備されたアダプティブブレーキはアクセルペダルから足を離すとブレーキディスクとパッドの間隔が狭められて素早くブレーキングできるように準備。さらに雨天時には周期的にブレーキディスクの水膜が除去される機構も内蔵されている。このアダプティブブレーキには坂道発進時の後退を防ぐ機能も含まれている。

PRE-SAFE(プレセーフ)も新たに採用された安全装備だ。危険回避のために急ハンドルや急ブレーキを操作すると電動シートベルトプリテンショナーが作動し、助手席の着座ポジションが調整されて適正な位置が取られ、さらに衝突時に乗員が車外に放出されるのを防止するためにウインドウとサンルーフが閉まる。

新型Eクラスはボディタイプ、エンジン、グレード、ハンドル位置の組み合わせによって16モデルから選べる。税込みメーカー希望小売価格はセダンが672万〜1400万7000円、ステーションワゴンが722万4000円〜1442万7000円となっている。




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写真拡大 「新型Eクラスは躍動的な個性をさらに研ぎ澄ませた新しいモデルラインアップ「アバンギャルドS」、力強く上質なパフォーマンスと優れた経済性、卓越した環境性能を実現した新世代ディーゼルエンジン「CDI」を筆頭に、大幅な進化を果たしました」と語るハンス・テンペル社長

写真拡大 「新設定の「アバンギャルドS」仕様はAMGデザインのアルミホイール、ボディーパーツ、ツインクロームエグゾーストエンドを装備し、外観のダイナミックさを一層強調。室内にはステアリングから手を離すことなくギアチェンジが可能なパドルシフト、ホワイトステッチ入りの本革スポーツシート、ステンレス製ペダルなどのスポーティーな装備を採用しました」Eクラス商品企画担当 シニアマネージャー 鈴木栄作氏が解説

写真拡大 ディーゼル・プロダクト・マネージャーの新道 学氏は欧州でのディーゼル乗用車の占有率を説明し、「Eクラスは70%がディーゼル車。日本では福岡から富士スピードウェイまでエコラリーを開催して平均燃費15.1km/リットルを達成した」と説明した。



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