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日産「スカイライン」発表
(2006/11/20)
日産自動車(株)は11月20日(月)、同社の伝統あるスポーツセダン「スカイライン」をフルモデルチェンジし、同日より全国一斉発売すると発表した。
今回のモデルチェンジで12代目を数えるスカイラインは、2007年にはデビューから50周年を迎える息の長いモデル。
新型では、先代のV35型が確立したFM(フロントミッドシップ)パッケージを踏襲しながらも、新世代のFR-Lプラットフォームを採用。気持ちよくファンな走りとしなやかで安定感ある直進性の両立を目指して一新されたFR-Lプラットフォームでは、ボディ全体の剛性を向上させると共に路面からの入力を振動に変えない構造を採用。要所にアルミ高強度材などを用いることで車重増加を抑えるなどの技術によって基本特性をさらに引き上げているほか、フーガに採用されたリヤアクティブステアをさらに推し進めた世界初の4輪アクティブステアを導入し、速度域を問わずにドライバーの意志を運転に反映させる操縦性を実現している。
エンジンはVQ35HR、VQ25HRの2本立てで、どちらも5速ATとの組み合わせ。型番はこれまでと変わらないVQ型だが、ほとんど新作というほどの改良が施されている。新たに付け加えられたHR(ハイレボリューション)の文字が示すとおり、レブリミットを7500rpmに設定するスポーティユニットで、VQ35HRでは315PS、VQ25HRでは225PSを発生。さらに左右完全対称吸排気システムの採用によってクリアで心地よいエンジンサウンドも実現している。
近年、同社が精力的に取り組んでいるインテリアデザインでは、ブラック、シルキーエクリュ、フォーブという3色の内装色と和紙をイメージした本アルミ材、高級家具にも用いられるビュバンガを使った本木目の2つのフィニッシャーを組み合わせた5種類を設定。このほか、本革ステアリングの平行ステッチ、ブルーパープルにライティングされるファインビジョンメーター、オーディオパネル中央に設置されるアナログ時計などの装備によって、洗練された居心地のいい室内空間を演出している。
価格は、VQ35HRエンジン搭載の350GT系が348万6000円〜380万1000円。VQ25HRエンジン搭載の250GT系が279万3000円〜331万8000円。さらにVQ25HRエンジンには4WDとなる250GT FOURも設定され、306万6000円〜359万1000円となっている。
このほか、2ドアモデルの派生車「スカイラインクーペ」は07年秋にフルモデルチェンジするとアナウンスされた。
「スカイラインはこれまでも多くの人に愛されてきました。来年の春には50周年を迎える歴史の中で、スカイラインはその時代ごとにお客様に新しい提案をしてきています。革新性をDNAの中に持ち、常に最高を目指して挑戦を続けるクルマで、これはまさに日産の目指すSHIFTスピリットそのものなのです」とスカイラインというクルマの本質について語る日産自動車の志賀俊之COO
新型スカイラインの商品開発責任者である大澤辰夫チーフプロダクトスペシャリストは「スカイラインはその歴史の中で、スポーツカーとしての楽しさとファミリーカーとしての使いやすさや心配りの両立を常に目指してきました。新しいV36型では、躍動感ある美しい姿、世界トップレベルの走行性能、質感が高く快適な室内空間、こうした魅力によって新しいときめきを感じてもらいたいと考え、商品コンセプトを“魅惑・洗練・高性能”と定めて開発しました」とコメントして12代目の魅力をアピール
V36型スカイラインの開発キーワードは「SFIHT_passion」。写真のクリムゾンレッド(新色)など7色をボディカラーに設定し、ダイナミックで緊張感のあるエクステリアは、見る角度によって多彩に表情を変える秀逸なデザイン
日本で成長して世界に躍進したスカイラインの魅力を伝える“キーメッセンジャー”として、俳優の渡辺謙氏、メジャーリーガーのイチロー選手の2人を起用。発表会に登場した渡辺謙氏は「ボクの仕事では、1日の中で何度も気持ちの切り替えが必要になるんですが、運転はそのプロセスになる大事な時間です。それにしても、CMの撮影では紺色のスカイラインが使われたんですが、ここにあるシルバーも良いですね! 思わず目が惹きつけられました」とコメント
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