|
光岡自動車・オロチ納車式
(2007/4/24)
(株)光岡自動車は、昨年10月に発表した同社のスペシャルティクーペ「大蛇(オロチ)」の生産車両の出荷をスタートし、これを記念して東京・六本木で納車式を実施した。
オロチは01年の東京モーターショーに初登場して以来、これまでの国産車とは完全に一線を画す個性的で妖艶とも言えるエクステリアデザインによって注目を集め、ベースモデルの変更などの紆余曲折を乗り越えながらついに市販化が実現した同社のフラッグシップモデル。
今後、4年間で400台の生産を目標に受注生産しているオロチは、1台1台をユーザーの好みに応じて手作りするオーダーメイドということもあって1050万円という車両価格が設定されているが、すでに50台の予約が入り納車まで1年待ちという人気を誇っている。
納車式の会場にはこれまでに完成した4台のうち、オーナーの居住地が遠方のため参加できなかった1台を除く3台のオロチと各車のオーナーが集まり、同社の光岡章夫社長からマスコットキーと花束が贈呈された。さらに各オーナーに対する質疑応答も実施され、オロチ購入を決意した理由や自分のクルマに込めた思い、購入後に実施したいモディファイについてなどをコメントした。
このほかに納車式の会場では、クルマ単体にとどまらずオロチの魅力を連鎖させていく「オロチプロジェクト」についての発表も実施された。プロジェクトの第一弾として発表されたのは、アパレルブランド「義志(よしゆき)」とのコラボレーション製品。両者に共通する“日本独自のデザインテイスト”をキーワードに誕生した新製品は、ドライバーがオロチの車内で着用する時の調和を念頭にデザインされたほか、実際にはオロチを手に入れられない人にもオロチの持つ雰囲気をファッションを通じて味わってもらうべく開発されている。
記念すべきオロチの生産第1号車のオーナーにマスコットキーが手渡される瞬間。このオーナーさんは光岡自動車が以前に販売していた「ミツオカ・ゼロワン」も所有しているという
自らがデザインしたオロチを「ほかのどのクルマよりも刺激的でファッショナブル」と話す光岡自動車の青木孝憲デザイナー。このクルマをパワー競争のような数値的性能にとらわれず、ファッションのようにパーソナルな楽しみ方を提案する新しいスタイルのスーパーカーと表現し、従来的な価値観や欧米からの影響に流されない“我流のデザイン”という点に義志ブランドとの共通点があると語った
納車式では各オーナーが喜びの声と共に念願かなって手に入れたオロチに対する思いや計画についてコメント。2号車のオーナーは静かさを強調しているオロチのエキゾーストを交換し、力強いサウンドを手に入れたいと語った
納車式に合わせて発表されたコラボレーション企画の製品に身を包む青木デザイナー(右)と、義志ブランドの代表も務める緒方義志デザイナー。有機的で中性的なデザインエッセンスで構成されているオロチとのマッチングを考慮して、「美しい魔物を操るマッチョな男」をイメージしたシンプルで豪快なデザインを与えた製品に仕上げられているという
※コンテンツ内の写真画像をそれぞれクリックすると、拡大写真がご覧いただけます


|