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日産「デュアリス」発表
(2007/5/23)
日産自動車(株)は、ミドルサイズの新型クロスオーバーSUV「デュアリス(DUALIS)」を、5月23日に発売した。
このクルマは、2004年に開催されたジュネーブショーでコンセプトモデルのキャッシュカイとして登場。イギリスのサンダーランド工場で生産されるクルマとして今年2月からヨーロッパ市場における販売がスタートし、日本でもデュアリスの車名で輸入販売されることとなった。
デュアリスは、SUV特有の力強いデザインエッセンスと見晴らしのいいアイポイント、コンパクトハッチバックの持つ使い勝手のよさやキビキビとした走行性能をスマートに融合させた既成概念に縛られないクロスオーバーカー。
パワートレーンはラフェスタやセレナなどでも使われているMR20DEエンジンを中低速トルク寄りにチューニングして搭載し、これにASC(アダプティブシフトコントロール)機能を持つ新開発のエクストロニックCVT-M6を組み合わせる単一展開。駆動方式はFFのほか、エクストレイルなどにも搭載されて定評のあるオールモード4×4システムを備える4WDをラインアップする。
このほか、足回りには新開発のフロント:ストラット/リヤ:マルチリンクサスペンションとドイツ・ザックス社と共同開発したハイスピードダンピングコントロールショックアブソーバーを組み合わせ、優れたハンドリング性能と乗り心地を両立。さらに高剛性スタビライザーとリバウンドスプリングを装着して重心の高いSUVの悪癖であるコーナーリング時のロールの大きさや内輪浮きなどを解消している。また、ターゲットユーザーの使用目的を考慮して、SUVながら全車にサマータイヤを標準装着する。
グレード展開はキセノンヘッドライトやインテリジェントキー、スタイリッシュガラスルーフなどを標準装備する20Gと、スタンダードな20Sの2本立て。価格はFFで最安値となる20Sが195万3000円、20Gが222万750円、4WDの20S FOURが216万3000円、20G FOURが243万750円となっている。
デュアリスの開発をとりまとめたセグメント・チーフ・プロダクト・スペシャリストの岩佐洋介氏は、発表会の壇上で「欧州ではすでにキャッシュカイという名で発売しているこのクルマですが、新規ユーザーの獲得、新ジャンルカーの投入によるブランドイメージ向上、低迷している国内登録車マーケットの活性化という3点の狙いから日本市場に導入することになりました」と輸入開始の理由について解説した。
日産自動車の島田哲夫マーケティング・ダイレクターは、デュアリスのターゲットユーザー像を「上昇志向にあふれ、都市で自分の可能性を追求する若い男性」と語り、こうした20〜30代の消費者は就職氷河期や不況といった社会環境によって鍛えられており、自分自身で定めた方向性をアクティブに達成していこうというマインドを持っていると解説。デュアリスはそんなユーザーの活動をサポートする“パワードスーツ”のようなクルマになるイメージを訴求していきたいとコメントした
発表会にはデュアリスの都会的でスタイリッシュなイメージを表現するスペシャルゲストとしてモデルの押切もえさんが登場。「今日はデュアリスのイメージに合わせて都会的な幾何学模様のブラウスとドライブしやすいパンツスタイルを着てきました。カジュアルだけど上品、というイメージですね」とコメントしたほか、「最近は周りの女の子の間で4WD車がすごく流行っているんですけど、このクルマなら女性が1人でも乗りこなせそうだし、助手席に乗る姿も素敵だろうなと思います」と感想を口にした
デュアリスの左脇にたたずむのは、メカニックデザイナーの第一人者である河森正治氏がデザインを手がけた「パワードスーツ・デュアリス」。新型車発表会の会場では全長約3.5mという1/1スケールのパワードスーツ・デュアリスも初公開された。6月13日まで日産銀座ギャラリーに展示され、6月25日〜7月1日までは東京都中央区のソニービルで展示イベントが実施される
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