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M-TEC「MUGEN RR」発表
(2007/6/28)
ホンダ車向けのカスタマイズパーツの製造やレースマシン開発などを行っている(株)M-TEC(無限)は、コンプリートチューニングカー「Honda CIVIC MUGEN RR(ダブル・アール)」を6月28日に発表した。
9月13日から全国のホンダカーズの取扱店を通じて300台が限定販売されるこのクルマは、今年3月30日にリリースされたホンダの新型シビック・タイプRをベース車両としたクルマで、M-TECにとって初めて市販するコンプリートカーとなっている。
MUGEN RRは、ベースとなったシビック・タイプRの公道走行における実用性を極力残しつつ、同社がこれまでにF1やスーパーGTなどの大舞台で培ってきたレーシングテクノロジーを存分に注ぎ込み、“究極のFFスポーツパフォーマンス”を目指して開発されている。
ベース車には設定のないビビッドなミラノレッドの専用色を与えられたボディには、路面に吸い付くようなマイナスリフトバランスを実現する本物のエアロパーツとして、カーボン材を惜しみなく使ったフロントバンパー、サイドスポイラー、2段調節式大型リヤスポイラー、リヤアンダースポイラー&ディフューザーなどが装着され、F1マシンをイメージさせるLEDブレーキランプも与えられている。
パワートレーンでは、専用プロフィールカムシャフトとラム圧を利用できる大容量エアボックス、左右で別の役割を分担するデュアルエキゾーストシステムによって出力を15馬力向上。高出力化に合わせて逆ベンチ構造のブレーキローターやスポーツブレーキパッド、低膨張ブレーキホースなどによって制動力も強化し、タイヤはブリヂストンと共同開発した「ポテンザRE070 RRスペック」を装着している。
このほか、内装ではフロントシートをレカロと共同開発した専用セミバケットシートに変更。シフトノブのショートストローク化などと共にドライバーをアシストする。
販売価格は、ベースとなるシビック・タイプRの194万2500円高の477万7500円で、販売取扱店は8月中旬頃にM-TECホームページで発表される。また、発表会では08年度から開催されるシビック・タイプRのワンメイクレース「ホンダエキサイティングカップワンメイクレース」の出場者向けに今年秋に発売を予定しているレースコンプリートカー「Honda CIVIC MUGEN RC(アールシー)」のプロトタイプ車両も公開された。
「M-TECはモータースポーツが好き、物を作るのが好き、ホンダが好き、そんな人間の集合体です。自分たちの製品が万人受けするとは思っていませんが、受け入れてくれるユーザー様と我々の製品や活動が生む楽しさを共有できれば、これに勝る喜びはないと常々考えています」と発表会の冒頭で語るM-TECの永長眞社長
MUGEN RRの開発責任者を務めた沼尻秀之プロジェクトリーダーは、「今年3月に発売されたシビック・タイプRはホンダのレーシングスピリットそのものであり、量産車として極めて高い次元で操る喜びや楽しさを実現したクルマです。そんなこのクルマを、ホンダと共に歩んできた我々が長年の夢であるコンプリートカー作りのベースに選んだのはごく自然な流れでした。ホンダと無限のレーシングスピリットという2つのRが重なり合う意味からRR(ダブルアール)と命名しました」と開発経緯について説明
今年3月にデビューしてから、すでにFFピュアスポーツとして高い評価を獲得しているシビック・タイプRをベースに、エンジンから足回り、空力特性にまでM-TECの持つテクノロジーを注ぎ込んだMUGEN RR。サーキット走行を念頭に置きつつ、公道でのドライビングプレジャーも追求した究極のチューニングコンプリートカーだ。
来年度からインテグラに代わってシビックによって争われるワンメイクレース用の「Honda CIVIC MUGEN RC」のプロトタイプ車両展示と概要説明も実施。レギュレーションに適合する仕様変更とセッティング、エンジンならしなども実施され、手に入れればすぐにレースに出場できるクルマになるとのこと。
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