トヨタ自動車は8月30日、新型SUVの「ヴァンガード」を同日発売したと発表した。高級感を高めたミドルサイズSUVで、3500cc V型6気筒エンジンや独自の4輪協調制御技術などを採用し、高い動力性能と操縦安定性を兼ね備えたのが特長。7人乗車が可能な3列シート車も設定し、使い勝手のよい広い室内空間も実現している。
開発テーマは「アクティブ&ラグジュアリー」。ゆとりある動力性能や優れた操縦性と走行安定性が生み出す卓越した走行性能と、都会的で上質な内外装スタイルを兼ね備えたミドルサイズの高級SUVとした。
サイズは全長4570mm、全幅1855mm(2.4リッター車は1815mm)、全高1690mm(5人乗り車は1685mm)。 7人乗車の3列シート車と5人乗車の2列シート車を設定し、多彩なシートアレンジにより様々なシーンに対応できる広く快適な室内空間を備えた。3列シート車はサードシートの居住性を高めるとともに、床下に格納可能とすることで広いラゲッジスペースも確保している。
使い勝手を高める装備としてスマートエントリー&スタートシステム、視認性に優れた大径オプティトロンメーター、左右独立温度コントロールフルオートエアコン(花粉除去モード付)などを採用。インテリアは横への広がりを強調する上下二枚翼構成のインストルメントパネルで開放的を演出し、スエード調人工皮革「アルカンターラ」を組み合わせたシートで質感と座り心地にもこだわった。
エンジンは排気量3456cc V型6気筒と、2362cc直列4気筒の2種類を設定。3.5
リッター車はトランスミッションに5速ATを組み合わせで、滑らかで力強い加速と余裕ある走りを実現。2.4リッター車はマニュアル感覚の操作も楽しめる7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付CVTを組み合わせ、低燃費とスムースな走りを両立している。
走行性能の高める電子制御技術として、車速や路面状態などの走行状況に応じて最適なトルクを前後輪に配分するとともに、駆動力とステアリング、ブレーキを協調制御する「S−VSC+アクティブトルクコントロール4WD協調制御」を全車に標準装備し、路面状態を選ばない安定した走りを追求した。
優れた燃費性能を追求し、2.4リッター車は1リッター当たり12.6kmの低燃費で「平成22年度燃費基準+20%」を達成。燃費効率の良い走行時に点灯してドライバーにエコドライブを促し、燃費向上に寄与するエコドライブインジケーターを全車に標準化した。
安全面ではコンパティビリティの概念を取り入れて、全方位からのさまざまな衝突試験に対応。衝突時の衝撃を骨格部材に効果的に荷重分散し吸収するボディ構造を採用し、生存空間やダミーの傷害値において独自の目標をクリアしている。
消費税込み価格は、2.4リッター車が2,646,000円〜2,940,000円、3.5リッター車が3,055,500円〜3,349,500円。トヨペット店およびトヨタカローラ店での取り扱い。月間販売台数は2500台/月。