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ホンダ 新型「インスパイア」を発表

(2007/12/19)

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ダイナミズムとインテリジェンスを両立させる新境地の上級セダン


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本田技研工業(株)は、12月19日に実施された「2007年 年末社長会見」の中で、同社の上級セダン「インスパイア(INSPIRE)」をフルモデルチェンジし、全国のホンダカーズ販売店からリリースすることを発表した。

インスパイアは、1989年10月にアコード・インスパイアとして初代モデルがデビュー。同社のフラッグシップモデルであるレジェンドに次ぐハイグレード車ながら、直列5気筒エンジンを縦置きにして前輪を駆動する「FFミッドシップレイアウト」というアイディアを与えられた先進性によって大きく注目されたクルマ。

今回のモデルチェンジで5代目となったインスパイアでは、先代から採用している「可変シリンダーシステム(VCM)」をさらに追求した進化型VCMを投入。これまではV6エンジンの片側バンクでの燃焼を休止してV6と直3を使い分ける2モード性となっていたが、進化型VCMではこれに緩加速時をカバーする4気筒燃焼モードを追加。さらに細かなエンジンマネージメントを可能としたことで、気筒休止領域の拡大を図りつつ、運転者に違和感を与えないドライバビリティも両立している。

このほかにも「Dynamism×Intelligence」をキーワードに、エクステリアデザインでは「躍動感」と「風格」、ボディパッケージでは「余裕の広さ」と「扱いやすさ」、走行性能では「力強さ」と「スマートさ」や、「ダイレクト感」と「しなやかさ」など、基本的に相反する要素の両立を目指し、ドライビングの新境地を切り開く先進的上級セダンとして生み出されている。

5代目ではボディサイズが先代より一回りほど大きくなり、同社が推し進めている低床化技術の投入などによってゆとりあるキャビンスペースを構成。ボディの大型化に伴って車両重量は50kg前後増加し、エンジン排気量は先代の3.0リッターから3.5リッターに拡大。パワーは250馬力から30馬力向上し、レギュラーガソリン仕様を維持しつつも280馬力に到達している。

ラインアップはFF・5速ATの単一構成。グレード構成は2種類で、ベーシックモデルの35TLが330万円、追突軽減ブレーキ(CMBS)+E-プリテンショナーやHonda HDDインターナビシステム、インテリジェント・デュアル・フルオートエアコンディショナーなどを標準装備する35iLが390万円となっている。

また、年末社長会見では同社の福井威夫社長から、2007年の2・4輪・汎用製品などの販売実績見通しの概要や次年度以降の計画、環境への取り組みを強化していくこと、2009年に稼働を予定している栃木県さくら市の新研究所にアキュラブランド専用の開発棟を新設することなどが発表されている。目標販売台数は500台/月。




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写真拡大 定例の年末会見でホンダの福井社長は、「2005年春からの中期計画では、将来に向けた足固めを着実に進めた3年間で、多くの分野で成果が出てきたことを実感しています」と、堅調に推移している業績を評価したほか、来年からはホンダジェットの機体生産工場の建設が始まることや、販売を開始している家庭用コージェネレーションユニットがすでに国内で5万6000台以上の累計販売となっていること、太陽電池を生産するホンダソルテックが07年10月に新工場を稼働させ、今後は世界での販売を視野に入れて体制を強化していくことなど、2・4輪車両に止まらないグローバル企業としての同社の取り組みについてコメントした

写真拡大 新型インスパイアの開発責任者である横田千年主任研究員は、「今回ご紹介するインスパイアは、いろいろなクルマでの豊かな経験を持ち、クルマを愛する大人をターゲットにしています。開発にあたっては4代目の持つ先進的な走りや上質感などの良さをさらに向上させながら、これからの時代にふさわしい環境性能、所有する喜び、走る楽しさなどを備えた新しい上級セダンを目指し、開発コンセプトを“ダイナミズムとインテリジェンスの両立”としました」と語った

写真拡大 伸びやかな曲線基調の面構成でデザインされた先代から一転して、はっきりとしたシャープなラインで鋭角な存在感とスポーティさを主張する5代目インスパイア。ボディカラーは4万2000円高のプレミアムブラキッシュ・パール、プレミアムホワイト・パールのほかに5色を加えた全7色をラインアップ

写真拡大 上級セダンにふさわしいゆとりある動力性能を確保しつつ、定速走行時などのエンジン負荷が少ない状態でシリンダーへの燃料供給をカットして環境性能を引き上げる可変シリンダーシステム(VCM)。進化型となった5代目のVCMでは、高い動力性能を誇る6気筒燃焼モード、実質的に1.75リッターエンジンとすることで燃料消費を抑える3気筒燃焼モードのほか、高速巡航時の緩加速時などを担当する4気筒燃焼モードが登場し、さらに幅広い走行状態での省燃費性とドライバーに違和感を与えないシームレスな出力特性を演出している

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