
2008年4月10日、ジャガーのニューモデル「ジャガーXF」が発表になった。
プレス発表会では、ジャガージャパン代表のデイヴィッド・ブルーム氏がプレゼンテーションを行った。
冒頭で、ジャガーとランドローバーについて触れ、フォードがインドのタタモーターに売却する契約を締結したことについて、フォードからの技術提供が継続されることやタタモーターでのプレミアムブランド維持が確約されていることなども語られた。そして、ジャガーはこれまで以上に、英国の伝統的なブランドであり続けるという強い意志が表明された。
そして紹介されたのがジャガーのニューモデル「ジャガーXF」だ。このモデルはSタイプの後継モデルとなるもので、クーペスタイルの4ドアサルーンとして開発されている。
ベースとなっているのはスポーツクーペのXKで、プレス発表会の会場にはXKも同時にてんじされていた。
もちろん、XKのパーツをそのままXFに搭載しているのではなく、サルーン用にすべてチューニングされている。
搭載エンジンは最高出力243馬力を発揮する3000ccV6、最高出力304馬力を発揮する4200ccV8、最高出力426馬力を発揮する4200ccV8スーパーチャージャーの3タイプ。これに6速ATが組み合わされている。
デザイン面では、フロントマスクにジャガー伝統の丸型4灯ヘッドライトを配置しており、それを異型カバーでフラット化している。中央のフロントグリルも大型の個性的なもので、これらがジャガーXFの顔つきを精悍なものに仕上げている。
また、そこから続くボンネット上のプレスラインも躍動感ある造りで、リヤへとウェッジシェイプを描きながら続いていく。
リヤはワイド感を見せるテールランプのデザインで、この4ドアサルーンをクーペ風スタイルに見せる工夫がなされている。
全体的にキャビンは前席2人がメインとなるが、後席も大人2名がしっかりと座れる空間を確保している。したがって、4人家族でも十分に使えるパーソナルサルーンと言えるだろう。
スーパーチャージャーを搭載したSV8には20インチホイールが標準装備され、パワフルな走りを演出している。
車体は日本では大型モデルの部類に入るが、海外マーケットではミドルクラスに区分される。最近は全幅が1800mmを超えるモデルがあるが、このジャガーXFも走りの安定性を増すために全幅1875mmで設計されている。また、全長は4970mmとかろうじて5mを切っている。
また、最小回転半径は5.5mと、ボディーの大きさの割には小回りが利く設計と言えるだろう。
ジャガージャパン代表のデイヴィッド・ブルーム氏は「25年以上日本に住んでいるが、このジャガーXFのパッケージングは日本の道にふさわしい仕上がりになっている。これまでSタイプを購入された7000名以上の方、Xタイプを購入した1万人以上の方にも、ぜひ乗って欲しい。」と語った。
グレード構成は、3000ccV6エンジンを搭載した3.0ラグジュアリーが650万円、3.0プレミアムラグジュアリーが760万円、そして4200ccV8エンジンを搭載した4.2プレミアムラグジュアリーが870万円、最高峰のスーパーチャージャーモデルSV8が995万円となっている。