セルボは1977年に初代モデルが登場した軽スペシャルティカー。1998年からの8年間は同社のKeiにその座を譲っていたが、「Fit on My Style(乗ること、持つことへの心の満足感)」というコンセプトを元に、拡大し、多様化を続ける現在の軽自動車市場のニーズに応えるべく再登場することとなった。上質感と新しい個性を打ち出す新ジャンルカーを目指して開発された5代目セルボの大きな特徴は、スポーティで躍動感あるエクステリアデザインと、広々感と上質さを融合させる室内演出。外観では軽自動車で多い若い女性をターゲットとしたかわいらしく優しげなデザインテイストを敢えて避け、かたまり感のあるワンモーションフォルムの中で精悍なシャープさと力強いボリューム感が表現されている。キャビンスペースでもS字造形のインパネと緻密で斬新なリーフ(葉)シボ、ブラックを基調にブルーでアクセントをつけたフロントシート、インパネ周囲のエッジを際立たせるメッキ調加飾などによって躍動感と上質さを与えている。装備でも先進性がアピールされており、純正オーディオは専用接続キットでiPodに対応し、一部グレードではブルートゥース接続で携帯電話とも連動する。このほかにも全車にキーレススタート、抗菌/カテキンフィルター付エアコン、セキュリティアラームなどを標準装備している。エンジンはスズキ伝統のK6A型3気筒DOHCエンジンを採用し、グレード体系はNAエンジンの「G」、ターボエンジンの「T」、Tをベースにエアロパーツや上級装備を追加した「TX」の3種類で、各グレードにFFと4WDを設定。組み合わされるミッションは4速ATで、ターボ車はマニュアルモード付となる。