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そして、波乱はこれだけでは終わらなかった。2006年のシリーズチャンピオン熊久保信重を筆頭に、時田雅義、田中一弘、日比野哲也らベスト16常連の強豪たちが次々に敗退。いったい、今年の富士スピードウェイは何が起こっているのだろうか!? 結局、1回戦のトップは予選でオール100点をマークした黒井敦史だった。ほかに100点満点を獲得したのは斉藤太吾、水畑力、岡村和義、手塚強、末永正雄、上野高広。こんな結果、誰も予想できなかったんじゃないだろうか?
審査のポイントとなったのは、300Rの進入スピード。上位陣には180km/hオーバーもいるだけに、170km/hを超えた程度では「遅い!」とマイナス評価になってしまう。とはいえ、スピードを上げれば進入後のコントロールも難しくなる。速度にこだわるあまり、クリップを外して減点されるドライバーが多いのも印象的だったね。スピード・アングル・ライン・すべてが完璧じゃないと、高得点には結びつかないということを改めて感じた1回戦だった。
おかげで、決勝トーナメントは今までにないほど予想しにくい。逆にいえば、一瞬たりとも目が離せないということ。新たなヒーローが誕生するのか、生き残ったベテランが底力を見せるのか……ベスト16が待ち切れない!

1回戦1位 黒井敦史
予選の勢いをそのまま持続し、1本目から満点をマークした黒井敦史。初優勝を飾った縁起のいいコースで、再び華を咲かせるのか!?