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D1 GRAND PRIX第2戦 富士スピードウェイ(1回戦)

D1 GRAND PRIX第2戦 富士スピードウェイ(1回戦)
 昨日の夕方から降り出した雨も完全に上がり、1回戦が始まる頃にはほとんどドライコンディション。雨のD1グランプリは雨で面白いけど、やっぱり派手なスモークとスキール音がなくっちゃね! 午前11時から予選を通過したドライバーとシード選手、合計30名によるベスト16の座を賭けた争いが始まった。だが、ここで早くも波乱が起きる。2007年のシリーズチャンピオンにして開幕戦でも優勝を飾った川畑真人が、なんと電気系のトラブルに襲われたという情報が! 今回から乗り換えたというニューマシン、180SXでのドリフトを披露することなく、あっけなく姿を消してしまった。楽しみにしていたギャラリーも多かっただけに、かなり残念……。テクニックだけでは勝つことができない、D1グランプリの厳しさを今更ながら痛感した。

 そして、波乱はこれだけでは終わらなかった。2006年のシリーズチャンピオン熊久保信重を筆頭に、時田雅義、田中一弘、日比野哲也らベスト16常連の強豪たちが次々に敗退。いったい、今年の富士スピードウェイは何が起こっているのだろうか!? 結局、1回戦のトップは予選でオール100点をマークした黒井敦史だった。ほかに100点満点を獲得したのは斉藤太吾、水畑力、岡村和義、手塚強、末永正雄、上野高広。こんな結果、誰も予想できなかったんじゃないだろうか?

 審査のポイントとなったのは、300Rの進入スピード。上位陣には180km/hオーバーもいるだけに、170km/hを超えた程度では「遅い!」とマイナス評価になってしまう。とはいえ、スピードを上げれば進入後のコントロールも難しくなる。速度にこだわるあまり、クリップを外して減点されるドライバーが多いのも印象的だったね。スピード・アングル・ライン・すべてが完璧じゃないと、高得点には結びつかないということを改めて感じた1回戦だった。

 おかげで、決勝トーナメントは今までにないほど予想しにくい。逆にいえば、一瞬たりとも目が離せないということ。新たなヒーローが誕生するのか、生き残ったベテランが底力を見せるのか……ベスト16が待ち切れない!

D1 GRAND PRIX第2戦 富士スピードウェイ(1回戦)
1回戦1位 黒井敦史
予選の勢いをそのまま持続し、1本目から満点をマークした黒井敦史。初優勝を飾った縁起のいいコースで、再び華を咲かせるのか!?

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