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<直前>WRC第6戦 ラリー・サルディニア

●今週イタリアでWRC地中海グラベル連戦がスタート

今週5月15日(木)、WRC第6戦となるラリー・ド・イタリア/サルディニアが開幕する。舞台となるのは地中海に浮かぶイタリアのリゾートアイランド、サルディニア島。コスタ・スメラルダ=エメラルド海岸など美しい海とビーチが多くのセレブリティを魅了するこの島も、少し内陸に入れば荒々しい山岳地帯が広がり特長的な岩山がそそり立つ。そして、ラリーは島の西海岸にあるオルビアを中心に、山岳地帯の間をぬうようにして走る未舗装路=グラベルロードで戦われる。

サルディニア島のコースは全般的に柔らかい砂地のグラベルで覆われており、トラクションが非常にかかりづらい。また、ツイスティなコーナーが多いために平均スピードは比較的低くテクニカルなラリーといえる。マシンにはハンドリング精度の高さとトラクション性能が求められ、決して簡単なラリーとはいえない。去年はマーカス・グロンホルム(フォード・フォーカスRS WRC07)が優勝を果たしているが、彼が引退した今年に関しては世界王者のセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)が優勝候補の筆頭といえよう。また、グラベルラリーを得意とするフォードのミッコ・ヒルボネンとヤリ-マーティ・ラトバラ(ともにフォード・フォーカスRS WRC07)にも優勝の可能性はある。ハンドリング精度の高さを誇るシトロエンと、トラクション性能に優れるフォードの戦いは非常に興味深い。

復調気味のスバルにも活躍を期待したいところだが、現状ツイスティなコースとインプレッサWRC2007の相性はあまり良くない。シトロエンやフォードと比べるとハンドリングの精度が低いために、ペター・ソルベルグ、クリス・アトキンソンともにコーナリングで苦労するだろう。スバルはすでに開発を次期マシンのインプレッサWRC2008にシフトしており、現行のインプレッサWRC2007が大幅に性能向上を果たすことは難しい。ドライバーとチームの興味はすでに、はやければサルディニアの次戦、WRCアクロポリス/ギリシアでデビューする5ドアのインプレッサWRC2008に移っている。

その他の選手では、地元イタリアということで「全開アタック」を宣言しているストバートのジジ・ガリ(フォード・フォーカスRS WRC07)も注目すべき存在だ。実力的には十分に表彰台を狙えるレベルにあるので、必ずやガリはラリーを盛り上げてくれることだろう。

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どのラリーでも安定した速さを示すローブはイタリアでも優勝候補の筆頭

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ヒルボネンとラトバラ、フォードの2台もトップ争いに加わってくるはず

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今回がスバル・インプレッサWRC2007にとっては最後のラリーとなるかもしれない



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