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●WRC第6戦サルディニア、ローブがデイ1をリード
WRC第6戦ラリー・ド・イタリア/サルディニアが5月16日(金)にイタリアのサルディニア島でスタート。デイ1として合計6本のSSが行われ、セバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)がトップに立った。2番手はローブのチームメイトであるダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)、3番手はペター・ソルベルグ(スバル・インプレッサWRC2007)というのがトップ3の顔ぶれ。フォード勢はというと、ちょっと遅れ気味でミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC07)の4位が最上位だ。
それにしても今回のローブは気合いが入っている。とにかくアクセルを開けている時間が誰よりも長く、得意のグリップ走行だけでなく時に激しくマシンを振りまわしながらシトロエンC4WRCを操る。SSトップタイムの数は3回ながら、重要なポイントでライバルを圧倒するタイムを刻み2位ソルドに35秒7というタイム差をつけた。本来ならローブと対決しなければならないシリーズリーダーのヒルボネンは、走りにまったく精彩を欠く。先頭走者ということで路面の掃除役を担いハンディを負っていたのは確かだが、路面がクリーンになった午後の再走ステージでもタイムが伸び悩んだ。1日を終えサービスパークへと戻ってきたヒルボネンは、顔をしかめながらマシンのステアリングをガンガンと叩くなどかなりストレスが溜まっているように見えた。
次回から新型マシンのスバル・インプレッサWRC2008に切り替わると噂されるスバルは、ソルベルグが健闘している。午前中のパートではマシンの足まわりが柔らかすぎてタイムが伸び悩んだソルベルグだが、セッティングを変えてのぞんだ午後は調子が上向きに。ベストタイムを刻むほどの速さはないが、それでも総合3位でポディウム圏内での戦いを続けている。2位ソルドとの差は18秒1。久々の2位フィニッシュを期待したいところだ。ただし、チームメイトのクリス・アトキンソンは少々停滞気味。デイ1終了時点で5位につけているが、走りはイマイチで覇気が感じられない。上が潰れるのを待つしかないような状況だ。
なお、スズキはトニ・ガルデマイスター(SX4WRC)が10位で、パー・ガンナー・アンダーソン(SX4WRC)が11位。今回もまたマシンにいくつかトラブルが発生し、サービスでは作業に時間がかかり両選手ともペナルティタイムを課せられるなど厳しい戦いが続いている。それでも、2台が揃ってデイ1を走りきるなど信頼性が多少なりとも上がっているのは事実。今度こそ2台が最後まで走りきりスズキのファンの溜飲を下げてほしいところだ。

いつも以上に激しくシトロエンC4WRCを駆るローブ。その走りは自信に満ちあふれている。

前戦のヨルダンでは一時トップに立っていたソルド。グラベルでの速さもかなりのものだ

久々の表彰台を目指して跳躍するソルベルグ。インプレッサWRC2007は今回で見納めか