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●WRCサルディニア2日目、1位ローブをフォード勢が猛追
WRC第6戦ラリー・ド・イタリア/サルディニアの2日目、デイ2が5月17日(土)にイタリアのサルディニア島で行われた。合計6本のSSを走って総合1位は、デイ1と同じくセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)。しかし、この日の主役はローブではなく、まったくの同タイムで2位に浮上したフォードの若手ふたり、すなわちミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC07)と、ヤリ-マーティ・ラトバラ(フォード・フォーカスRS WRC07)のふたりだった。
ヒルボネンはデイ1での不調がウソのような快走を見せ、セカンドベストタイムを6本連続でマーク。デイ1での先頭走行による路面の“掃除役"が想像以上にハードな作業だったことを結果で周囲にアピールした。実際、デイ2で先頭走者となったローブも路面を覆うルーズグラベルに手間どってタイムが伸び悩み、デイ2終了時点で2位のヒルボネン&ラトバラに29秒4差にまで詰め寄られている。
デイ2で圧倒的な速さを見せたのはラトバラだ。ラトバラは6本連続でベストタイムを刻み、一気に2位まで浮上。デイ1でのタイヤヒットによる大幅なタイムロスが悔やまれるが、少なくともスピードに関する限り今回のサルディニアでは他の追随を許さぬほど速い。フォードはどうやらチームオーダーを出されないようで、ラリー最終日となるデイ3ではローブvsフォード勢の緊迫した戦いを見ることができるだろう。
デイ1で2位につけていたダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)は、マシンのセッティングが滑りやすい路面に合わず苦戦。じわじわと5位まで順位を下げてしまった。また、デイ1で3位のペター・ソルベルグ(スバル・インプレッサWRC2007)は、チームがデイ2のスタート前に行ったサスペンションセッティングの変更が大はずれでまともに走ることができず。午前中のステージでは大幅にタイムをロスし、パンクをきっしてタイヤ交換を行ったこともあり総合10位までポジションダウン。どうやら問題の原因はダンパーのチューニングを変更したことにあるようで、同じダンパーを使ったチームメイトのクリス・アトキンソン(スバル・インプレッサWRC2007)もまたペースが上がらず。アトキンソンはソルドに次ぐ6位に順位を落とし、さすがに今回はポディウムフィニッシュは難しそうだ。なお、3位のラトバラに次ぐ4位には、イタリア人の期待を一身に受けるストバートのジジ・ガリ(フォード・フォーカスRS WRC07)がつけている。
2台揃ってデイ1をクリアしたスズキは、パー・ガンナー・アンダーソン(スズキSX4WRC)が9位に。ただし、チームメイトのトニ・ガルデマイスター(スズキSX4WRC)はSS11でサスペンションのアーム取り付け部分が破損してデイリタイアとなってしまった。

路面を覆う滑りやすいダストに足もとをとられ、ローブはなかなかペースが上がらなかった。

6本連続SSベストタイムをマークして一気に2位に浮上したラトバラ。デイ1のミスがなければ……。

表彰台は確実と思われたソルベルグだがハンドリング不調にパンクが重なり大幅に遅れてしまった。