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●WRC第7戦アクロポリスで新型インプレッサWRC2008がデビュー!
今週5月29日(木)、WRC第7戦となるアクロポリス・ラリーがギリシアのアテネで開幕する。今年で何と55回目の開催となるアクロポリス・ラリーは、WRCの中でも非常にラフなグラベルステージを走ることで知られている。昔と比べれば最近はコースも良くなったが、それでも「悪路ポリス」は健在で毎年何かしらのドラマがつむぎ出されラリーを盛り上げる。
今年のアクロポリス・ラリーはSSのエリアこそアテネの近郊と去年までとは大きく変わらないが、ヘッドクウォーターおよびサービスパークは去年のマルコポーロ地区から空軍基地のあるタトイへと移動。スーパーSSも含めて空軍基地内に置かれる。つまり国がイベントを強力にバックアップしているというわけだ。SSは大部分が去年と同じステージを使い、一部をモディファイ。スーパーSSを含む2本のステージが新設されたが、そのうち1本は2006年大会で使われたことのあるSSだ。つまり、全般的にSSのキャラクターは例年と大きくは変わらず、路面はラフでありながら意外にも高速コーナーも多く含まれるという構成になっている。
今回のアクロポリス・ラリーでもっとも注目すべきはスバルがついに新型マシンを投入することだ。すでにその姿は写真で発表されており、現行型の5ドアハッチバックをベースとするインプレッサWRC2008は、一新されたカラーリングとあいまって非常に斬新な雰囲気を醸し出している。スバルが起死回生を計るべく開発した新型マシンはぎりぎりまでその投入時期が審議されていたが、最近行ったテストで現行のインプレッサWRC2007をしのぐパフォーマンスが確認されたためアクロポリス・ラリーで投じられることが決まった。果たして新型マシンを手にしてペター・ソルベルグ、そしてクリス・アトキンソンは完全復活を果たすことができるだろうか。アクロポリス・ラリーではスバル勢とライバルとの差がどれほど埋まったかが明らかとなる。
なお、今年は29日(木)のセレモニアルスタートをアテネの中心部、かのパルテノン神殿を頂にあおぐアクロポリスの丘で行うのもトピックのひとつだ。ラリーの名前の由来となったアクロポリスでの華麗なるスタートショーは29日(木)の夜7時30分に幕を開ける。

当初の予定よりもデビュー時期がはやめられたスバルの新型WRカー、インプレッサWRC2008

5ドアハッチバックがベースとなってリヤウイングのデザインが大幅に見直された

名物のビッグジャンプなどアクロポリスのステージはバリエーション豊か