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<デイ2>WRC第7戦 アクロポリス・ラリー

●WRCアクロポリス2日目、1位ローブをソルベルグが追う

WRC第7戦アクロポリス・ラリーの競技2日目、デイ2が5月31日(土)にギリシアで行われた。この日6本のSSを戦ってトップはデイ1と変わらずセバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)。2位にはペター・ソルベルグ(スバル・インプレッサWRC2007)が浮上し、3位にはペターの兄であるヘニング・ソルベルグ(フォード・フォーカスRS WRC07)がつけている。

今回のアクロポリス・ラリーの中で全般的にもっとも道が荒れているデイ2は、タイヤのパンクが順位に大きな影響を及ぼした。まずは、トップを走っていたローブがSS9でパンクをして、2位につけていたダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)が首位に浮上。しかし、そのソルドも午後のステージで合計3回タイヤを痛め、大幅に遅れて7位に順位を落としてしまった。ここギリシアでは2006年にローブが1本のタイヤを欠いたまま一般道のリエゾンを走りサービスに戻ったことが問題となり、以降リエゾン区間はタイヤが4本とも付いていないと走れないようにWRCのルールが変わった。それゆえ、ソルドはSS中はタイヤが外れたホイールのみで走りきり、リエゾンでは痛めたタイヤを装着してサービスパークに戻ってきたのだ。つまり、SSのタイムよりもリエゾンを完走することを重視したのだ。

このようなパンクを巡る騒動があった結果、ローブはトップを堅持。2番手には28秒7遅れでペターが、3番手には36秒6遅れでヘニングが順位を上げる結果になったのである。今回ペターはニューマシン、インプレッサWRC2008を無事ゴールに導くことが使命。そのため無理なアタックは行わず、なるべくマシンに負担をかけないようにここまで走り続けてきた。結果的にそのステディな走りが今回のアクロポリスにはあっていたようでペターは2位浮上に大喜び。背後から迫ってきたヤリ-マーティ・ラトバラが午後のステージでエンジンのブースト圧が上がらないというトラブルに見舞われるなど、今回ペターはかなりついている。しかし、スバルのもうひとりクリス・アトキンソン(スバル・インプレッサWRC2008)は電気系のトラブルでSS8終了後にデイリタイアするなどアンラッキーだ。

総合4位のミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC07)は、午前中のステージで足まわりにダメージを受けてスロー走行。サービスでトラブルを修復して午後はペースを上げたが、デイ1も含めて今回フォードは足まわりのトラブルが頻発している。ラフなステージをマキシマムスピードで攻めているという理由もあるが、少しばかり耐久性に欠けるかもしれない。

このようにアクロポリス・ラリー2日目は荒れ模様となった。最終日となるデイ3にはまだ7本もSSが残されており、さらに一波乱起きないとも限らない。はたしてペターは1年ぶりとなるポディウムフィニッシュを実現できるだろうか。ここまでアンラッキーなラリーが続いてきただけにいささか心配ではある。
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パンクにも関わらずトップの座を守ったローブ。怖れを知らぬアタックは見ていて鳥肌が立つほど迫力満点だ
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無理のない走りを続けてきたペターはついに2位までポジションアップ。久々の表彰台登壇なるか?
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デイ2終了跡のトップ3カンファレンス。ソルベルグ兄弟が左右からローブにプレッシャーをかける

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