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●ローブが今季5勝目をマーク。新型マシンで出場のソルベルグは2位!
WRC第7戦アクロポリス・ラリーの競技3日目となるデイ3が6月1日(日)にギリシアで行われ、セバスチャン・ローブ(シトロエンC4WRC)が優勝、今季5勝目をマークした。2位はニューマシン、スバル・インプレッサWRC2008で出場のペター・ソルベルグ(スバル・インプレッサWRC2007)。3位にはデイ3で順位を上げたミッコ・ヒルボネン(フォード・フォーカスRS WRC07)が入った。
ペターが加わるとWRCのポディウムは一気に華やかになる。ラリー最終日、1位ローブと2位ペターはともに順位を確実なものとするためにペースをダウン。滑りやすく岩がゴロゴロと転がる荒れたステージを慎重に走り、そのままの順位でフィニッシュした。今回、スバルは本社の森郁夫社長が現場を視察に訪れており何としてでも結果を残したかった。そのためチームはペターに絶対無理をしないように指示。ペターもその指令を忠実に守り、マシンやタイヤに負担をかけないような走りに徹した。それが奏功した部分もあり、ペターはフォード勢やシトロエンのダニエル・ソルド(C4WRC)がパンクやトラブルで次々と順位を下げていくのを横目にポジションをアップ。ニューマシンのデビュー戦としては上出来すぎる2位でフィニッシュしたのだった。
去年のアクロポリス以来、1年ぶりに表彰台に上ったペターは本来の主役であるローブ以上の喜びよう。「2位に入れて本当に嬉しいよ。ニューマシンはまだまだ改良すべき点も多いけど、以前とは比べ物にならないぐらいポテンシャルが高くこれからの成長が期待できる」と、笑顔でコメント。お待ちかねのシャンパンファイトでは祝福のシャワーで上から下までずぶ濡れとなっていた。ただし、ペターにしてみれば兄のヘニング・ソルベルグ(フォード・フォーカスRS WRC07)が電気系のトラブルで3位を失ったのは残念なことだろう。
スバルは、デイ2でのリタイアを経て再出走を果たしたクリス・アトキンソン(インプレッサWRC2008)がSS14でベストタイムをマーク。アトキンソンは続くSS15でスピンをしてその影響で足まわりを破損して再びリタイアとなってしまったが、マシンの戦闘力の高さをタイムで証明して今後に対する期待を高めてくれた。
総合4位は、プライベーター最上位フィニッシュを果たしたウルモ・アーヴァ(シトロエンC4WRC)。5位はデイ2のパンクで遅れたダニエル・ソルド(シトロエンC4WRC)、6位はマシュー・ウイルソン(フォード・フォーカスRS WRC07)という結果になっている。なお、スズキはデイ1とデイ2でのトラブルで2台とも遅れたが最終的にはトニ・ガルデマイスター(SX4WRC)が9位、パー・ガンナー・アンダーソン(SX4WRC)が11位でフィニッシュ。ガルデマイスターはSS20で4番手のタイムを、アンダーソンはSS19で5番手のタイムを刻むなど希望のもてるエンディングとなった。


